あれ12だったかな?
まあ、いいや。
そろそろちょっと旅行に行きましょう。
台湾です。
留学前、私の次の年に交換留学した同期と台湾にいったときのことを
私の未婚夫は内省人です。
もともとは、祖父が戦前仕事の関係で台湾にいたときからのおつきあい。
私が生まれた頃にはお隣さんだったので、未婚夫は私を生後7日目に
産院から退院してきたときに見に来て、抱っこした記憶が有るそうです。
戦前から、もっと正しく言うと、清朝を嫌い福建から移動してきた
明人の子孫を内省人と言います。
そして、1949年蒋介石と一緒にやってきた国民党の人たちを外省人と
言います。
この他に、もともと、台湾に住んでいた先住民族をすごい言葉ですが
原住民と呼びます。
台北は実は清朝時にひらけた都市であって、
もともとは、福建から来た客家が到着する台南が台湾の
中心都市でした。清末になると、徐々に台北へも人が移動してきます。
台北から地下鉄で行ける内省人のお屋敷が有ります。
それが林家花園(林本源園邸)です。
ちなみにそのお隣はこんなデス。
どーんとたったビル。
実は今の林家花園はもともとの建物のごくごく一部です。
戦後やって来た外省人に貸してたら、立ち退いてくれないばかりが
破壊するようになり。
政府に一部を寄付する事で、立ち退きと保全に協力した貰った林さん
よっぽど腹を据えかねたのか、もともとの自分の屋敷跡に
どーんと建てちゃったのが、このそっけない林家大廈だったりする。
すごい財力ですが、この林家は台湾五大家の林さんとは
また別のお家のかたです。
五大林家についてはまた、明日にでも。