映像が本当に鮮やか。美しい。
登場する女性たちもそれぞれ美しさ、狂気など女性を魅力的にも人を震え上がらせもするような要素をそれぞれ備えている。
加えて遊女たちと深くかかわる男性もそれぞれ素敵で残酷だ。
性的な表現が苦手であまり好きではないのだが、女性の一本通った芯から美しい面と醜い面をこんなに鮮やかに描いている映画もなかなかない。
手法がすばらしい。
映画の鮮やかさも好きだが、原作に漂う独特の色気も好きだ。
蜷川実花さんの写真集を観るように、脈絡もなくチャプターで再生して観たりもする。どのシーンも美しい。
もともと蜷川さんの写真は鮮やかで本物の色があるような気がするので、好きだったがこの映画ではさらにその色に躍動感があるような気がする。