引き続き星座のお話です。
今回は
「カッコイイと思えない生物の星座」
です。
夜空に輝く88の星座には、「?」な星座がいっぱいです。
満天の星空で、星と星を繋ぎ、恋人同士で
「ほら、あれが○○座だよ。」
と、語り合う時にその○○が…
「カメレオン座」だとロマンチックになれるんでしょうか?
でも大丈夫。南半球に輝くカメレオン座は日本からは完全に見れない星座です。でも「トカゲ座」「は見れます。
更に…「からす座」
これは実は古い星座で、神話もあります。
「アポロンの使いをしていたカラスの姿で、怠け者のこのカラスは、道草の言い訳としてとんでもないウソをつき、その罰として空に磔にされました。4個の星はカラスを磔にしている銀の釘だそうです。」
…「磔のカラス座」が正式名称ですね。(大嘘)
「巨嘴鳥(きょしちょう)座」
大きな嘴を持つ南国の鳥です。ユーモラスな姿をしてますが、「きょしちょう」と急に言われてもイメージが湧きにくいですね。
同じく「風鳥(ふうちょう)座」という星座もあります。
尾の長い美しい鳥で「極楽鳥(ごくらくちょう)」の名前の方が通じるかもしれませんね。
そして「小狐(こぎつね)座」。いや、こぎつねってのはイメージ出来るし、可愛いと思いますが、面白いのはその成り立ちが「ガチョウを加えた小狐座」が元の名前だからです。
「え!?小狐座でええやん?」と、どれだけたくさんの突っ込みを喰らって覆えったのかが知りたいです。
「おおいぬ座」に対して「こいぬ座」。
「おおぐま座」に対して「こぐま座」。
「しし座」と「こじし座」
ここまでは妥当です。
「猟犬(りょうけん座」に対して「狼座」、「うさぎ座」もわかります。何かストーリー性を感じます。
でも「きつね座」も「おおぎつね座」も無しでの「小狐座」なんです。そう考えると、ガチョウを加小狐は、初めて自分の力で捕らえた獲物だったのかな?と思えば感慨無量です。
「鶴座」「鳩座」は同じ鳥でも、大きく輝く「白鳥座」「大鷲座」に比べて小さく地味です。
「鳳凰座」はおごそかですが、小さな星座です。「鳳凰」は中国由来ですが、エジプト由来のフェニックス(不死鳥)とは厳密には別物らしいです。和訳で鳳凰座」になってます。
フェニックス座、不死鳥座で良かったのに(笑)。
そして究極の…「蝿(はえ)座」…。
最初は「みつばち座」でした。何で変えんねん!
(続く)