『無』傷は男の勲章? | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

前回からの続きです。
「男の中の男」と言われる筋骨隆隆の熊の様な男性ほど、

「小さな傷がいつまでも治らずに死に至ることがある」

というのです。

これは男性ホルモンの「テストステロン」が関与してるこうです。筋肉を生成したり、興奮作用を与えるテストステロンは「攻撃性」なのです。

これは戦場で勲章を得るほど大活躍した軍人さんは、男性ホルモンの塊であることが窺い知れます。筋肉質で剛毛で、それこそ熊やゴリラの様な容貌でしょう(笑)。

しかしそれは、

「攻撃に特化したからこそ」

と言えます。
はい、歴戦の英雄といえど人の子です。
人間はあれもこれも出来ません。
勲章を貰うほどの軍人さんは命令を着実に遂行し、敵の拠点を陥落し、相手の攻めの裏をかく能力『のみ』特化してると言えます。

そんな「攻撃しか知らない者」が攻め続け、たまに相手の奇襲を喰らうとあっけなく、守ることと治すことを知らない者は、英雄のなりそこねとして命を落としてしまいます。

これは普段は威張ってる旦那さんが、ちょっとしたスリ傷でギャーギャー喚いたり、ほんの微熱の鼻風邪で「明日死ぬかもしれない!」と家族を巻き込んで大騒ぎする光景を思い浮かべてください。
いつもは風邪引いた奥さんに当たり前の様にご飯作らせるくせに!って思うかもしれませんが、テストステロンが多すぎる男性本人には死ぬほど苦しいのでしょう(笑)。
攻撃因子が多すぎて防御因子が皆無なのです。
なお、女性視点の小説作品を、多数の読者様からお褒め頂いてる私自身は

「自分と医者すら驚くほど傷の治りが早い!」


です。

いやぁ幼少の頃よりスポーツが苦手なことと女性的な容貌がコンプレックスでしたが、この年になって、良いこともあるんだなと思えています。

女性的な防御因子がたくさん備わってるみたいです。

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はい、「男らしさ」とか「女らしさ」とか差別を助長するつもりはありませんが、それぞれ「資質」があると思います。
それを表現し、考察するのにぴったりのキャラクターが
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「こち亀」のボルボ西郷と爆竜大佐です。

「偉大なる冒険家ほど細心の注意を払う」

「男らしさとは、まず女々しさを知ること」

どちらも私の大好きな言葉です。

続きは次回に。