前回の「社員編」をまだ読まれてない方はそちらを
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鳳 明日香(おおとり あすか)
ピアノの弾き語り担当。
正体はソロモンNo.37「詩と歌声の悪魔」フェニックス。
炎に包まれた鳥が本来の姿だが、人間の姿は地味で大人しく、真っ赤なセミロングヘアの30歳。
「フェニックスの声を聞き続けて堪えられた者には科学の知識を授けるであろう」
との伝説がどう間違ってか、醜い声を聞いて堪えられたら永遠の命を貰えると現代では解釈されてるが、明日香本人もその能力があるかわからない。
鳥の姿では美声を誇るが、人間の姿では酷く醜い声になるので筆談で会話する。
妖狐にて消防士の井成用高と交際中。
明日香は意外と毒舌。
鮎川沙代理(あゆかわ さより)
ウエイトレス
正体はマーメイド。船乗りを誘惑する人魚らしく、その歌声とナイスバディで喫茶ロビンフッドの看板娘となった24歳。
毎週火曜日は明日香とのユニット「UN★でっど」(あんでっど=不死という意味)として店内コンサートが行われる。
口コミで噂は広がり、現在チケットは入手困難。
天狗のIT社長や河童の保育士など男友達も多いが、鬼族にて建築の現場監督の鬼頭穂積(きとうほづみ)が一番彼氏として有力候補らしい。
なお、人魚の姿に戻ると、海水で重力から解放されるため、Fカップの胸があと二段階大きくなるらしいが、店内で人間の姿で働いてる限り、見ることはない。
テリー&ブロッケン
ウェイター兼厨房補助
正体は下級悪魔「インプ」だが、限りなくロビンフッドの建物そのものに棲む妖精に近い。
店と一体の存在なので外に出られない。
しかし、出張店舗などでテント張りの店を構えた時などは例外。
テリーはテンガロンハットのカウボーイスタイルでマッチョ青年。
ブロッケンは軍服姿の華奢な青年。
ブエル
ソロモンNo.10の「哲学の悪魔」
業務委託してる店のカウンセラー。
お客様が利用するには予約が必要。
また「契約者に最適な部下を見つける」能力もある。
白髪のベートーベンヘアが特徴の46歳。
ムルムル
トム・クルーズ似の牧師。日曜日だけロビンフッドの隣に出現する教会を管理している。
神への信仰は篤いが天使と天界は嫌い。死者と話せる「口寄せ」の能力を有するソロモンNo.54の28歳。
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ロビンフッドの物語は、同カテゴリー以外に、「フブンリツ」「モトサヤ」「セキララ」等です。