妻「この果汁100%ブドウジュース美味しいね」
私「知ってる?果汁100%のジュースしか、パッケージに断面の画像使えないんだよ

」
妻「でもこのブドウジュースは断面じゃないよ!」
私「ブドウの断面見たいの?
『一粒』を切るんかい?『一房』を切るんかい?」
妻「イチゴは?」
私「イチゴやブドウは元々外見で美味しそうだから、わざわざ断面

を見せんでええんや!」
妻「メロンやスイカは?」
私「そもそも100%ジュース売ってないし!
そのまま食べるわ!」
妻「スイカバーは?」
私「アイスになってるし!
種がチョコチップになっとるやつやんか。」
妻「バナナは?」
私「閉じてる皮が

パカッと開いたら、

『100%!』や。戸愚呂弟の声のイメージや。」
私「だから重要なんは『外皮』や!」
妻「バナナロールは?」
私「小麦粉ベースやろ!もはやケーキやし!
そもそもバナナロールの100%って何やねん?
『作り手の気合い』か?」
妻「気合い入れて『ぺシーン、ぺシーン』ってバナナを叩いて売ってる人居るじゃない?」
私「叩き売りになってるし!
しかも直接バナナを叩いていてないし!」
妻「え?叩いてないの?
叩いたら変色するから、早く買わなきゃってお客様が思うんじゃないの?」
私「人質か!」
妻「強すぎも駄目、弱すぎも駄目、店主のさじ加減じゃないの?」
私「そもそもバナナ叩いてないし!
プロやったら喋りで勝負せいや!」
(終わり)。