伊東茉奈
地元の短大に合格し、フットサルサークルに入るが、試合よりも男女の出会いが目的のよう。
彼氏の鈴木は甲子園出場投手となり、地元の人気者となった為に、要らぬ誤解から二人は破局。
宇都宮真樹
学外のバンドメンバーが警察のお世話になったことで「グリーンライフ」は解散。プロの道も諦めるが、その時お世話になった刑事の助言で警察官を志す。
現在は医療系専門学校に籍を置く。
柿崎亮太
全国制覇の守護神もJリーガーの壁は厚くプロテストは不合格。
今年からJ2に参戦する地元の「ライデンシャフト北条」の用具係＝ホペイロとして就職する。
彼女の伊達さやかとしては近くに居てくれて嬉しい。
相良優矢
全国に衝撃を与えた快速ドリブラーは、小さな身体を心配されたが、サガン鳥栖のラヴコールを受けて夢のJリーガーに。
ライデンシャフト北条の選手寮職員を選択してれば、恋人の柳生の傍に要れたが、プロサッカー選手の夢を優先。
里見愛
美術系大学進学かと思われたが、先輩の中島と同じ看護学校に進学。
漫画を描くのは趣味に留まるが、たまに先輩の島敦子の作品にイラストを描いてあげることはある。
西九条純
三年生の春に作品が県の展覧会で入選し、名実ともに画家として人気者に。
その途端に里見愛とは距離が離れてしまったが、まだお互いに抱えたものがあるのは確か。
美大に進学。
柳生恵里菜
全国V2、男女アベック優勝の原動力となった長身エースストライカーは、なでしこリーグの誘いを全て断り、教育学部に進学。
母校の北条学園で教鞭を取る夢を優先する。
恋人の相良とは遠距離恋愛となるが、固い絆で結ばれた二人にはそんな事は何の障害にもならない。
生徒会は後輩の伊達さやかに引き継ぎ、顧問の榎田真理亜（旧跡三好）も柳生の卒業後に退職し、夫の居るスペインに向かう。
結城翔子
V2を成し遂げた不動の守護神にて主将もプロのオファーはなし。
体育大学に進学し、体育教師を目指す。
かつての憧れの先輩、片倉士郎と同じ大学なのはただの偶然か彼女の未練かは謎。
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里見「大学合格おめでとうです…。」
西九条「そっちこそ看護学校だってな。
全然知らなかったよ…おめでとう…。」
「……。」
「……。」
里見「きょ、去年のホワイトデーの私の返事も聞かずに、このまま卒業なんて許さないです！」
西九条「あ、愛ちゃん？」
里見「私も大好きです。」終