はい、私の自叙伝的小説「フブンリツ」を最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。
この様にあとがきを巻末に書かせて頂けるのは作家冥利に尽きます。
読者の皆様、改めてご挨拶させていただきます。
春から女子大生の、ヘヴィノベリスト志磨子こと、「テッペキ!」シリーズのお色気担当、島敦子です。
出版社から大学入学を祝して、新作を頼まれたんだけど、親友をモデルにした、えすえむ小説が本人の承諾を得れずに泣く泣くお蔵入りになったので、急遽私自身の回想小説を発表することになりました(笑)。
う~ん、「ノンフィクション」って難しいって、改めて思いました。
こっちは実体験を包み隠さず書いたつもりでも、フィクション以上に「ご都合主義」と批判されたらどうしようもないし(笑)。
まぁ、悪魔や魔法なんて信じない人はそれでいいし、これを読んで私の今までの作品を「面白くない」って思って離れられても仕方ないかなあ?
まぁ、ノンフィクションでも表現の仕方に向上の余地はあるんだろうけど。
創作って奥が深いわね。
で、ここからは女流作家・志磨子が皆様の質問に答えます♪あんまりプライベートな質問はここではNGだから、個別にお手紙でね♪
ねぇ、ハガキ読み上げていって。
「はい。なでしこリーグ・浦和ダイヤモンドレディース所属の南部彩です。
アシスタントをさせていただきます。」
「最終回で彼女が告白しに行く相手の男性は、志磨子さんの現在の彼氏さんですか?」
「そのとおりです。
私と二つ上の彼は中学からの付き合いで、彼氏と同じ陸上部に入り、北条学園に進学しました。
彼のお母さんが私の事情を深く理解してくれたから、現在の私があるのよ…。」
「喫茶ロビンフッドの店長や店員も悪魔なんですか?御子神さんは?」
「あれから私の前に二度とあの喫茶店は出現しなかったの。聞いた話や調べた話では、店長のロビンさんは、ソロモンNo.8 バルバトスっていう悪魔らしいわ。妖精や動物を操り、サタンとは距離を置いてた悪魔ね。御子神さんは人間だけど、召喚術の心得もある狙撃手みたいね。
彼単独なら、お金を積めば会えるはずよ。
ウェイターの二人は私も知らないの。」
「志磨子先生はドSですか?」
「う~ん、私的に自由自在のはずなんだけど誰かさんのせいでねぇ?」
「わ、私はドMではありません!」
「どしたの?私の彼氏の話だよ。」
「……。」
「ウワァ~ン」