キルケゴールからの哲学クイズ「おそれとおののき」からの出題 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

問題

「誇り高く、高貴な心の持ち主はあらゆる事を堪え忍ぶことが出来るが、他者からの○○の気持ちだけは堪え忍びえない。」

○○に当てはまる漢字二文字をお答えくださいませ。

勿論、これはキルケゴールが言ったことを私が同意し、己のブログに書いてることだけですので、森羅万象に普遍的に通じるわけではありません(笑)。

解答は明日に。

なお、この物語では旧約聖書の外伝「トビア書」に対するキルケゴールの見解です。

ここで簡単にトビアの物語を紹介します。
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ニネベの地に信心深いが失明しているトビトが居た。メディアの地には悪魔アスモデウスに憑かれたサラがいた。
トビトの一人息子トビアはメディアの地まで旅することとなり、道案内にアザリアという若者を雇った。

道中のチグリス川で魚を捕って食べると、アザリアはその胆汁、心臓、肝臓を取っておくように助言した。

メディアの地に着くと、アザリアはトビアにサラと結婚することを勧める。
しかし、サラに憑いたアスモデウスは一筋縄ではいかなかった。
サラはこれまでに7回も花婿に先立たれていた。しかも全て挙式の前夜、即ち花嫁の家に初めて花婿が泊まった夜に謎の死を遂げていたのである。

トビアは取っておいた魚の肝臓と心臓を燻して悪魔アスモデウスを追い祓った。そして悪魔はアザリアによって捕縛された。

そして父トビトの目に胆汁を塗り治療する。

皆が幸せになったところでアザリアは、
「自分は神に奉仕する天使ラファエルだ」

と正体を明かす。
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はい、ざっくりとあらすじを語らせて頂きました。
引用はナツメ社「世界の天使と悪魔」です。

はい、この物語を踏まえ、悪魔さえ退治した「英雄」トビアは何に堪えられなかったでしょう?

自由な回答をお待ちしております。