利休の教え~「礼」と「おもてなし」 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

最も古いブロ友さんが、お仕事からすっかり更新されなくなりました。

感銘を受けた記事を私の方でも紹介しようと思っていたら、いつの間にか時間が過ぎていました。

完全に自分の為に書き写しますが、これもブログ活動と思い、アップさせていただきます。

****

1 炭火はお湯の沸く程に

2 お湯は飲み易いように、熱からずぬるからず

3 冬は暖かかく、夏はいかにも涼しく

4 花は野の花の如く生けなさい

5 刻限は早め早めにして

6 降らずとも雨具の用意をして

7 お客の心を心とするのです。

利休七則

****

はい、これを読んで頂きまして、利休が真に求めたものが何か感じて頂けたら幸いです。

高級な茶碗がどうのとか、黄金の茶室がどうのとかが本質でないのをわかっていただけると思います。

まぁ、堺会合衆としての利休に、茶道を前面に押し出すことで秀吉をはじめとした大名とパイプを持ちたい野心はあったでしょうが、それを差し引いても後世に与えた功績ははかりしれません。

現在ではななめ45°アングルが素敵な女性のおかげで

「おもてなし」

が呪文のように繰り返されてますが、

表がないから裏がない、偽りなき真心が誠のおもてなしということです。
おもてなしの為に、自らを誤魔化すことがありませんように。