最終聖戦の戦士達1 『声明』 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

12月30日

昼に私達が聞いた大天使ガブリエルさんからの「啓示」はとても温かく、落ち着く陽だまりの様なメッセージでした。
流石は聖母マリア様に『受胎告知』をした天使です。
せっかくならアークエンジェル全員にお会いしたかったけど…。
ベルゼバブさんが久美子と以前から交流がある、ダイエットインストラクターの曽根晴人さんだったのも驚きだけど、服役中の首謀者アガレスを独断で殺害するなんて驚きです。

「ベルゼバブめ、余に無断で…。
だが…場合によれば人間界を『事前に守ってやった』と、外交のカードに使えるかもしれんな…。
特使は『怠惰の罪』ベルフェゴールをあてがうのも面白いかもしれんな…。」

星明はガブリエルさんからの『声』を聞き、いつの間にかサタン様の顔つきになっていました。

「星明、これで全て解決したわけじゃないわ。
ミカエルさんとルシファーの恋愛事情、そして囚われの9天使の問題も…。」

「わかっています、魔界の最高責任者として天界に譲歩する気はありません。
奈々子さんには引き続き、協力を…。」

「バ~カ、当たり前でしょ、全てが円満解決しても、もう私は星明から離れないわ。」

「奈々子さん…。ガブリエル姉さんの言う通り、まずは今日を楽しみましょう!」

「うん♪」

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12月30日 夜

夢の様な一時はあっという間で、ショッピングにランチにゲームセンターに…。

十分楽しんで彼のアパートに着いた時、私の携帯と彼のパソコンに共通の内容のメッセージがたくさん入ってることに驚いた。

「一連の事件の発端となった『珊瑚』のページを確認し終わったら、曽根先生のマンションに来てください。
みんな集まってます。
連絡をくれたらバティンさんを向かわせてくれるそうです。
久美子。」

内容と着信件数に驚き、私は自分のすまほでアクセスし、星明はアパートの固定電話でベルフェゴールさんこと鐘田剛さんの携帯に連絡する。

そして私達が見たのは…。

「皆様、ご心配をおかけしました。
一部で私が死亡したと報道されましたが、それは正しくもあり、間違いでもあります。

私には世界中の皆様に次のことを予言し、発信する使命があります。
明日、12月31日『ASMO』のライヴは世界の終わりを回避する歴史的イベントのはずだったのに、ネット中継を妨害した輩がいます。
私は然るべき措置を取るつもりですが、皆様もご協力お願いします。
『瑚』」続