番外編:実体験に基づく、僕と私の悪魔学 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

心理テストの続きは明日にして、今日は少し私自身の過去を勝手に書かせていただきます。

私は極度の方向音痴です。
子供のころから迷子になるチャンピオンでした。
迷子と言っても、デパートで放送がかかるアレではありません。
母親から片時も離れないのでその心配はありませんでした(笑)。

問題は少し遠くの友人の家に数人で遊びに行った帰りでした。
「じゃあね」

「またね」

と友達が家路に着く中、一番私の家に近い友達と別れた途端に帰り道がわからないのです(笑)。
同じ集合住宅の子達と一緒ならいいのですが、私は家の近所の子達より、通ってる小学校の近くに住んでる子達と良く遊んでました。

夏はまだしも、秋冬になると日暮れも早く、闇夜が余計に道を分からなくします。
何度も同じ所をぐるぐる回り、何度も行き止まりに当たります。
その時に私が取る選択は一つです。

「もう一歩も動かない。」

です(笑)。
すると不思議なことに急に頭が冴え、感覚が研ぎ澄まされ、順当に帰宅出来るのです。
はい、日本の妖怪に詳しい方ならご存知でしょうが、これはかの有名な人気妖怪「ぬりかべ」現象だったのです。
創作の資料に、妖怪関連の書籍を読んでいたら、見事に水木しげる先生は私の子供の頃の体験に解説をつけてくれました(笑)。

知っている道でも迷ってしまうのは、ぬりかべが通せんぼしてるからで、「何処にも行かない、ここに居る」と開き直ると、すっと、ぬりかべは消えてくれるそいです。
これは迷った時に冷静さを失うことにより、事件、事故に巻き込まれることを、ぬりかべが通せんぼすることで守ってくれるそうです。
近道しようとして、急に車道に飛び出したり…とかを、ぬりかべは見守ってくれてるんですね♪
私は…少年時代にぬりかべに出会っていたと思いたいです。
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私は知ってしまいました。

あまりに自分と重なるソロモンNo.10「哲学の悪魔」ブエルという存在を。

ブエルは自然哲学(大自然の掟とか)と倫理哲学を教えてくれる悪魔(ホントに悪魔?)なのです!
更にソロモン72の悪魔の殆どは、一見、関係ない二つの能力を持ってますが(No.25グラシャ・ラボラスは殺人と文学というように)、何と「哲学の悪魔」ブエルは「薬草学の悪魔」でもあるのです!あらゆる薬草と病に精通し、特に精神と心の病を「哲学」を持って「治療」出来き、更に「貴方に最適な部下」を見つけてくれる悪魔なのです。