突然閃いた。
キリスト教七つの罪を、タロットカード大アルカナ22枚に分類出来るのでは?と思いつき、本とノートを広げて格闘すること10数分。
一つの罪にカードが集中するか、こじつけの分類があるかと思えば…。
「世界」のカードをだけを残し、何ときっちり三枚ずつ均等に分類出来ました!
「世界」のカードは一枚で残り21枚に匹敵するとまで言われ、カードの最後、「絶対」の象徴ですので、敢えてこのカードだけ残しました。
では、罪とカードの対応表です。
一 暴食の罪 カードNo.7「戦車」8「力」19「太陽」
二 怠惰 0「愚者」9「隠者」12「吊るされた男」
三 強欲 3「女帝」14「節制」15「悪魔」
四 姦淫 1魔術師 6恋人 18月
五 嫉妬 2女教皇 10運命の輪 17星
六 傲慢 4皇帝 5法王11塔
七 憤怒 11正義 13死神 21審判
となり、最後に22世界のカードが残ってくれます。
カードをほぼ全てリバースで読み取り、ネガティブな意味を罪に重ねてみました。
まず、暴食の罪は「自分が食べる適量を越えての罪」という風に解釈し、力が足りなかったり、無闇に力を乱用することを暗示したカードが見事に三枚並びました。力、太陽、戦車です。
怠惰の罪は愚者や吊るされた男は、「努力不足」「計画性の無さ」の暗示です。隠者は世間に背を向ける態度を「怠惰」と捉えました。
強欲は女帝は母性の欠如、節制はそのまま節制が出来ないから強欲、悪魔のカードはエゴ、独り善がりの象徴です。
姦淫の罪は魔術師は知恵による軽い恋愛、恋人は愛欲、月は三角関係や不安定な関係を象徴してます。
嫉妬は女教皇の少女の潔癖性が妬みとなり、運命の輪は妨害や仲違いの象徴、星は羨望を暗示します。
傲慢の罪は皇帝、法王は権力者による権力の乱用です。(暴食の力は決断や行動の無謀です。)
憤怒の罪は正義、死神、審判と、一見「怒り」とは無縁に思えます。しかし、「裁き」や「死」や相手側の「正義」を突き付けられることは「再スタート」でもあるのです。
怒ることを「キレる」と混同した意味に捉えられて久しいですが、「切れる」とは「終わってしまう。」の意味であり、怒りを爆発させてケンカすることは、再スタート、リセット、生まれ変わりの意味でもあるというわけです。
はい、あくまで私の独断です。
タロットに興味ない方は、せめてジョジョ第3部のイメージを