はい、おかげさまで
「魔女っ子戦隊テッペキ!」
を無事に完結することが出来ました。
全46話と、単一シリーズとしては最長となりました。(カイレフォンの友人は二部構成48話)
「テッペキ!」の番外編としてスタートし、全員を高校生から中学生に設定しなおし、同級生が教師や画家やクレープ屋店長になってるのも、番外編だから出来ることですね(笑)。
はい、そして魔王軍の幹部三人に至っては妖怪(亜人種)、真理亜先生、真樹ちゃん、愛ちゃんは四大天使なってもらいました。
本当は、えっちぃシュチュエーションに合わせた怪人を魔女っ子戦隊が倒して終わり…な展開を続けても良かったのですが、「何故、戦うか?」を問わずして書き続けるのは欺瞞的と思いました。
魔女っ子戦隊の力そのものが「超越」ですし、妖の力も人間を遥かにしのぎます。
ならば、神や天使の使命で魔女っ子戦隊が動くのが自然かと思いました。
三好真理亜先生は本編でも私なりの「聖母マリア」を理想として描いてましたので、このシリーズではそのまま「聖母」としました。
本編では強さ、優しさ、賢さと完全無欠な真理亜先生でしたが、唯一の弱点が早世した弟の存在でした。
そこに私は、「仮にメシアとして崇められたとしても、自分より先に息子が死んだマリアの気持ちはいかがなものか?」
と考え、傲慢で怠慢でお役所仕事な天界の世界を重ねて、「マリアが実はガブリエルだった」と独自解釈しました。
人間の女性が一人で出産するより、ヤハウェとガブリエルが「磔の彼」を授かる方が自然かと思いました。
本編の真理亜先生と榎田徹くんは、テッペキ!のカップルですが、徹くんが北欧神のトールと同じ名だったのは作者が一番驚きました。
フレイアさんはテッペキ!メンバーに衝撃を与えた人物だったのでラスボスを担当してもらいました。北欧はオーディーンを失ったので、トロールが悪さをして人間とエルフに迷惑をかける。
そこに日本から来た相良くんのホビットが活躍します(笑)。
柳生ちゃんはフィンランドまで相良くんを追いかけていきます。
大谷先生の結婚相手は赤松くんが望ましいですが、赤松くんが安国寺くんとキッチリ別れられたのかは謎です(笑)。
堂々と中学生の瑞穂ちゃんと付き合う片倉先生が、真田くんのナイトメア将軍以上の悪魔だ!って苦情は受け付けません。
人間に化けて働く魔王軍は「ぽんぽこ」から引用してます。将軍は大学出で教員免許を持ってます。