ザ・ラストバトル1~魔女っ子戦隊テッペキ!37 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

「ふん、落雷呪文だけがオーディーンの力と思うなよ。
何百年ぶりかの肉弾戦も面白い。
出でよ!」

フレイアは稲光をまとった槍を構えた。

「草薙の剣よ。自分に誠の力を授けてください。
『真・誠炎斬』」

「村雨よ、お前が妖刀でも構わん…。今は力を貸せ!
『ソニック・ブーム・ハリケーン!(竜巻真空波』」

「人間にしては素晴らしい力だ。流石は大天使達の導き…。
だが…。

『轟き渡る蒼天の雷槍(グングニル)』


二人の必殺技を槍を旋回することで粉砕し、同時に電撃を浴びせる!

「うわぁ~!」

「くぅ。」

「…攻防一体のこの神槍に死角はない…。」

「トゥルー、ビクトリー、直ぐに治癒魔法をかけるわ…。」

「ホープ、私達に構うな!攻撃だ!」

「ビクトリーの言うとおりよ!
今は攻めよ!
アイスフォルシオンよ、私の魔力を高めて!『ダイヤモンドダストΩオメガ!(氷結晶の無限吹雪)』」

「鉄杭砂塵(アイアンシャワー・サンドストーム)」

「無駄だ!グングニルには魔法攻撃も同じこと…。」

「あうぅ…。」

「ホープ、ソフィア…。
よくも!もう許せない『裁きの雷!』」

「…。」

「…。」

「あれ…?」

傷ついた身体で突っ込みを入れるのはキツいけど、この状況で躊躇なく落雷呪文を選択したジャスティスもキツいわ…。

「あのね、ジャスティス。
そもそも、相手の『裁きの轟雷』を封じる為にデザイアと将軍で、この亜空間に移動したんだから、『天』と分断されたら、ジャスティスの『裁きの雷』も当然使えないわよ…。」

「そんなぁ、私、これしか魔法使えないし、私だけ新武器ないし…。」

※ジャスティスはこの状況下でも役立たずです。

「いいから下がってて。
アイちゃん、じゃない、ラファエルさんが作った結界に入ってたら?」

「今から外側から入れたら、私の結界の意味がないですー!ジャスティスはせめて、自分の身だけは守ってもらうです!」

「ご、ごめんなさい…。」

「いえ、アイアンジャスティス。
私に策があります。
リビドー軍曹、インモラル大魔王様。これには皆様の連携が必須です。」

ナイトメア将軍が全員に治癒魔法をかけながら作戦を話す。
攻撃せずにその様子を見守るフレイアは、慢心があるのだろうか?
だが、今の私達にはそこに付け入る力が…。

「…任せてください。
いくぞー雷女!神速残像拳!」

それは相良さんの決死の特攻だった