気軽に頭の体操~悪魔の論理学 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

ブロ友さんのコメント返しに書いたことをアレンジして掲載します。


問題

「ある所に銀行強盗を計画している親分と子分がいます。
親分は子分に何を期待しているでしょう?
または、何を望んでいるのでしょう?」









答え

「親分は子分に
『真面目に働いてほしい』
と思っているのです。」


はい、笑い話ではありません。

親分はただ速やかに子分が自分の言うことを聞いてくれることを望んでいます。
子分に「怠惰」や「裏切り」「怒り」を求めていません(笑)。
当然のことながら自分は相手から「悪行三昧」をしてほしくないのです。
犯罪者は他者から「犯罪行為」をされたくないのです。

親分が子分に思うのは、汗水たらして、勤勉実直に銀行強盗を「やり遂げて」ほしいだけです。

そして親分から見て子分の一生懸命な働きぶりは間違いなく「善」なのです。

はい、別に宗教的、哲学的な意図はありません。

論理のカラクリがわかって、笑ってくだされば十分です。

昔の少年向けバトル漫画は、この辺りの描写が曖昧で、いわゆる
「悪の組織」
が悪人同士で構成されてると、裏切りや命令無視で組織として成り立たなくなりますね(笑)。

たまに敵側の中でも人質を取ったり、組織の乗っ取りを企む卑劣漢が、主人公のライバルに「粛正」されたりしますね。
そしてそのライバルは最後の最後で正義側に「寝返り」するんですが(笑)。

阿修○マ○なんか、両親から悪魔のエリートとして、

「人は憎むもの
決して信用してはいけない」

と教育されたそうですが、

「じゃあ、何で親は結婚して子供を設けたんだ?」

と最もな突っ込みを受けていました。

皆様の人生が豊かになりますように。