
の生誕200年の日です。
ブログを始めて三年目突入して間もない私が、今日、この日を読者様と過ごせるのが何よりも嬉しいです。
ヤスパース、ニーチェ、サルトル等の「実存主義」の創始者と言われるキルケゴール。

何よりも情熱的に生きることを優先し、生涯を賭けて愛した恋人レギーネ

に文字通り命を費やしました。
わずか42年のその生涯は、形式にこだわるデンマーク国教会に対するデモに参加している途中に倒れ帰らぬ人となりました。
まさしく愛と信仰に生きた哲学者でした。
彼の著書の通り「あれか、これか」
自らが歩み出し、何かを選択する時、その時始めて世界は作られる、と彼は言っています。
新聞が刊行された19世紀前半に生きた彼は
「大衆の一人になるな」
と強く訴えました。
そんな彼が言った、彼らしい極端な言葉が、
「他人が存在していることなど、ただの知識に過ぎない」
とまで言っています。
勿論、傍若無人に振る舞えって意味ではありません。
まず自己を円の中心として世界は展開されていることを知れって意味です。
そして私が大好きなキルケゴールの言葉が
「最後に笑う者は、最も良く笑う者だ。」
「最も幸福な人生を過ごし、その生涯が終わりを告げようとしている者に、『人生の目的は何ですか?』と問う。」
「その者は答えるだろう。『微笑むことだよ』と。」
キルケゴールについてはカテゴリーの「キルケゴール」、「キルケゴールのユーモア」、「誘惑者の日記」でお読みいただけます。
今日を皆様と過ごせることに感謝したいです。
2013年 5月5日 SPA-k