再掲載:イタリアの敗因 20120719 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

今日はシンプルに失礼します。

第二次世界大戦のムッソリーニ率いるイタリア軍の敗因は、

「工業力不足による軍備の遅れ」

です。
当時のイタリアは間違いなく農業国でした。
北部の工業、南部の農業と言う図式は戦後からなのです。

イタリア軍は50年近く前の旧式ライフルと数キロ歩けば穴があくブーツ、一月分ほどしかない火薬で戦地に向かわなけばなりませんでした。

それでもイタリアは世界有数の軍艦保有国でした。
ムッソリーニにとって自国の看板であり虎の子の軍艦部隊を誇りにしてましたが…、何と肝心の燃料を英仏の輸入に頼っていては、虎の子の軍艦部隊も張り子の虎でした。

日独伊の三國同盟は早々に瓦解するのでした。

今夜はこれくらいで。
明日はこれを踏まえて、戦中の日本とアドルフ・ヒトラーを書きたいです。