アドルフは第二次世界大戦により、自決するその前日に結婚します。
相手は長年に渡り、愛人として連れ添った
エヴァ・ブラウン

ナチス党員カメラマンの助手でした。
ロマンチストな私は「自決する前日に結婚する」
と言うだけで、アドルフに惹かれてしまう単純さです(笑)。
ヒトラーが結婚しなかった理由は単純明快で
「女性票を減らしたくないから」
だったそうです!
その反面、彼は
「賢い男性は愚かな妻をめとるが良い」
との差別的発言もしており、女性の政治活動や社会進出には否定的な立場でした。
また彼は姪を溺愛してましたが、若くして亡くしております。
その時のショックは相当なもので、姪の死をきっかけに菜食主義者になりました。
母を乳癌で亡くしたこともあり、極度の嫌煙家でもありました。
ヒトラーは「タバコと癌の関連性」に着目した最初の政治家だったとも言われています。
「健康は国民の義務だ」
との有名な言葉を残していますが、この言葉は
「国家の為に強き兵隊であれ」
に聞こえてしまいます。
近年、日本では
「健康は当然の権利だ」
と誤った価値観がまかり通ってますが、不摂生や無知を企業や国に責任を求める方々に、ヒトラーのこの言葉を聞かせてあげたいですね。
またヒトラーは
「日本兵が強いのは豆腐を食べているからだ。
我が国の兵にも導入したい。」
と述べていました。
「健康マニア」のアドルフが行き着いた先が「豆腐」とは非常に興味深いです。
「禁欲」なアドルフが本当に欲したのは自分だけの財産が潤う
「エセ貴族」
ではありません。
「強きドイツ国家」
です。
国民はアドルフに理想を抱き、アドルフは国民の実存を見なかった…。
そんな気がしてなりません。
いやぁ一朝一夕で書ける人物じゃないですね。
彼のことは独立したシリーズとして不定期連載していきたいです。