美を持ち合わせた男2 Gackt(ガクト) | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

前日の続きです。
「美しき男」が単純に「女性に匹敵する容姿、容貌」
「整った顔立ち」
のみを追究するなら、アーティストのGackt(ガクト)さん

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を一押しします。

わたくしもう、バンド時代のマリスミゼルのカムイ・ガクトの頃から大好きなんです。
ベースギター弾いてた時はかなりマリスミゼルの曲をコピーしたものです。(完全に演奏できたの2曲くらいですが)

何が好きって「現実離れ」なんですよね。
何もかも夢の世界って感じが。
容姿と言動、音楽に対するストイックさ。
俳優、タレントとしてメディアに多数出る様になってからはかなり固定のイメージをマスコミが作り出しました。
そして大河ドラマで上杉謙信を演じてくれた時は、今までの謙信像を覆す物でしたが、彼のストイックさは、上杉謙信にぴったりだったと思います。

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何が凄いってGacktさんは、少年時代に、「霊が見える」
っ事で本当に施設に入れられた経験があるのです!
そこは地獄の日々。同室の子が次々に亡くなっていき、自分が見える物を「見える」と主張するほど退院が延びる毎日です。
そしてGackt少年はある日、決心しました。
「医者の真似をすればここから出れる」
正常を装い、見える物を「見えない」と主張する。
正常か否かを判断されるならば、判断する者そっくりに成り済ませばいいだけの事。
Gackt少年の諦めにも似た決断でした。
そして医者の言葉は
「驚くべき回復だ。退院しても大丈夫」
だったそうです。
勿論、Gackt少年の心境は、
「僕は何も変わっていない、本当は。」です!
皆様、この話に何を感じますか?
自分が自分である為に、喜びと悲しみをつづら織りするだけが人生では無いはずです。
目を閉じれば内なる自分の「核」と皆様出会えると信じています。

最後にマリスミゼルの「月下の夜想曲」の詩を。

綺麗な夜だから…哀しい夜だから優しく笑って見守ってあげる

哀しい夜だから…最後の夜だからこれからも二人を離したりはしないから

月の光は彼らを…踊る彼らを映し出し、壁に映る姿は生まれ変わる前のままに