魂 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

「ソクラテスの弁明より」

「人間の最大の幸福は日毎の徳について語ることであり、魂の探求なき生活は、人間にとって、生き甲斐のなきものである。」

仏教でも徳を積む修行だとは良く言われています。

しかし、
「徳について語ること」
とは何とも人間らしいと思いました(笑)。
何故なら「徳の積み方」とは他者に定められたことに習うだけに私は思うからです。

また、上記の文より、
「魂は探求するもの」
の言葉に惹かれました。

肉体の中に魂があるか、ないか?ばかりが議論の的になりがちですが、そもそも「己の魂は外の世界に存在するのでは?」

ソクラテスにとってそれは「広場の演説」であり、生き甲斐であり、魂であった。
ならば「魂=生き甲斐」と言うシンプルな答えです!

神秘家のトランス状態は、生き甲斐ならば魂はあるでしょう。
しかし、やらされ仕事ならそこに魂は無いでしょう。
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魂の抜けた顔のイメージ?