
ライプニッツ(写真)は文字通りヨーロッパ統一に成功しました。
1. フランス、イギリスで政治顧問、法律顧問、歴史の編纂を担当し、国際紛争の解決に努力
2. ロシア、ドイツにアカデミー設立の努力
3. 宗教部門では教会統一に奔走
4. 数学者として微分、積分の発見
5. 科学者としての記号言語論はコンピュータ言語の基礎となります。
と、ライプニッツの多分野に渡る功績は列挙しきれません!
そんな彼の哲学は
「個の自立自存自活による全体の調和」です。
国、町、人が「個体」として独力で生き延びることが全体の調和に繋がると言う考えです。
「一国の自立がヨーロッパ(当時の世界に該当)全体の調和に繋がる」
と彼は複数の国に貢献し、多方面で活躍します。
私はライプニッツを、ナポレオンやヒトラーでさえ不可能だったヨーロッパ統一をした歴史上唯一の人物だと信じたいです。
勿論、権力を握ったり、独裁者になった訳ではありません。
学者が成功すれば「世界制覇」と言えるでしょう。
しかし、ライプニッツには一貫した哲学がありました。
「同じ景色でも角度を変えれば別世界に見える様に、
宇宙もその広さと同じ数々の宇宙が存在する」
と言う哲学です。
彼はもしかすると、一人一人を大切にした凄い「優しい人」だったのでは?
と思いたいです。
だからこそ、周囲から(個人個人から)沢山の評価を得ることに成功したのでは?
死後の賞賛よりも生前の自己実現を成し遂げたライプニッツを私は誰よりも尊敬します。
明日は趣向を変えて「私自身」を語りたいです