
新撰組副長 土方歳三は言った。
「我が主君は『局中法度(きょくちゅうはっと)』である」と。
新撰組の隊士の規則を定めた局中法度は、組に於いて絶対的な鉄の掟だった。
しかし、その内容は至ってシンプルで
「士道不覚悟(しどうふかくご)」の名の下に何人もの剣術家が命を落とした。
だが決して土方歳三は私利私欲の為に隊士を粛正(しゅくせい)しなかった。
局長の近藤勇の為でも雇い主の松平容保(かたもり)の為でも無かった。
「局中法度」の為である。
サラリーマン、会社員のみなさん。
あなたが働く理由は
生命維持?
蓄財?名声?
働く事そのものが理由ならまだしも
まさか代表取締役の名誉の為ではないですよね?
組織とは共通の理念に賛同し、共通の目的で、共通の結果を残す集団です。
自分達の誠の雇い主は「経営理念である」ことを想いなおして下さい。
「法に従う動機は、その法が掲げる理念への賛同である」
これは私の言葉です