
哲学者であり、倫理学者でもあったアリストテレスは
「正義」を三つに分類した。
1 誰しも等しく分け与えられる均等分配の正義。
2 失われた物を取り戻すために発揮される「矯正的正義」
3 そして行為に対して受けてとの間に成り立つ「等価交換の正義」
に分類しました。
紀元前にこんな事考えてたんだから凄い。
それに比べて今の政治家は結局この三つの正義を都合良く使い分けてるだけの気がする。
1 の均等分配て理想だけど、怠け者だよね。何にもしてない奴が、頑張った奴と平等って納得できない
2 の「失われた物を取り戻す為の正義」
カッコイイ!これが正義の味方の典型だけど…「社会的弱者」って定義誰がするねん!
しかも守るべき者自身が自らは弱者だとの証明できても、「善成るもの」の証明ではない。
3 「等価交換(とうかこうかん)の正義」
やる事、やった事に代償が着くのは当然です。
しかし、その価値基準を相手側ではなく、自らの価値で「等価」としてしまう。
1 で権力を持ち
2 で目的を持ち
3 で義務を持つ
その正義を税金に置き換えたら…
結論ありきの内容に、理由付けだけを考える国のトップと重なる。
本当に何百年も変わらないんだね。
苦しんでても、なにも無かったの如く同等に扱うべきか?
苦しんでるから積極的に助けるべきか?
助けられたからには無理してでも数式をイコールにするべきでしょうか?
何も変わらない。政治家なんて自らが動かない為に、
この三つの正義を都合良く使い分けている