そろそろお彼岸の時期が、近づいてきましたね。
お彼岸には仏壇や墓所へのお供え物や親族同士のお茶請けなどとして、
春には『ぼた餅』、秋には『おはぎ』がよく食されますね。
どちらもコメをゆるめに搗(つ)いた『餅』を、
餡(あん)でくるんだ同じような和菓子にみえますが、
『ぼた餅』と『おはぎ』にはどいう違いがあるのでしょうか?
作る際に、あんこがつぶあんかこしあんの違いか、
それとも米粒が残っているのか、完全に餅になっているかの違いなのか...
正解は、・・・
春の彼岸には、春に咲く牡丹(ボタン)の花に見立てて『ぼた餅』と呼び、
秋のお彼岸には、秋に咲く萩(ハギ)の花に見立てて『おはぎ』
と呼んだという説が、多く語られているみたいです。
現代において、作り方による違いで、呼び方が違うことはあまりないようです。
食べる時期よって、呼び名が変わるなんて、面白いですよね。
