デパートの5階催事場では
サザエさんみたいなヘアスタイルのご婦人達が
山積みした夏物婦人服のワゴンを囲んで発熱。
デパートの屋上では子供達は遊具で遊び、
夜はお父さん達がジョッキ片手に茹で上がる。
そんな昭和の光景では
必ずハワイアンが流れていた。
特にバーゲンセールの熱気とハワイアンは
絶妙な合口で、未だ子供だったオレでさえ
人間味の側面を垣間見たし、
今も揺るぎない印象が色濃く残る。
そんなハワイアンだが、
一番しっくりくるというか、
理想的なハワイアンはBGMの様なインスト。
断然スチールギターであって欲しい。
あの、のびーる澄んだ音が良い。
4つ切りバックキングするウクレレの上で
背伸びするようで気持ちいい。
イントロで波の音が入る曲も多い。
その時点でもう仕事に行きたくなくなる。
既に骨抜きだ。
そう気持ちが動く。
感情が動く事を感動と言うなら、
まさに感動ではないか?
ハワイアン恐るべし。



