あの鬼退治をした桃太郎は“動物虐待”と言われることがある。本来、野生である動物を連れて危険な鬼退治をさせたからだ。鬼退治の後も犬・猿・雉子を働かせて自分は好き勝手しているのだった。
「仲間(チーム)」がある山深い集落に入ると集落の入り口手前に3軒の小屋があった。そのうちの1軒をズーが覗くと太った犬が畳の上で寝そべっており、あまりの巨体につい「わっ⁉︎汗」と声を上げてしまった。ナミとアンがズーの見た古屋の向かいにある小屋を覗くとこれまた猿が大量のそれも人が食べるような食べ物を食べ続けていた。その様子にナミが怒ったことにアンは気づいた。さっちゃんが集落に一番、近い小屋の前を見ると雉子が巨体の身体を必死に動かして飛ぼうとしていた。さっちゃんのもとにナミ・アン・ズーが来て、ズーが「何だここは⁉︎」と言ってしまった。
「仲間(チーム)」は、身構えながら集落の中に足を進めた。すると先程と打って変わって痩せっぽちで骨が見えてしまっている犬・猿・雉子や馬や牛や鬼の子分たちが道を作ったり、大豪邸の建築をさせられたり、重労働をさせられていた。その様子にナミは拳を強く握ってしまった。
アン「ナミ?汗」
アンは、ナミを落ち着かせようとしたが、その前にナミは動いてしまった。
ナミは、山の中に入ると木の実を採り始めた。ポケットの中に木の身を入れるがすぐにいっぱいになってしまったが、なおも足りなかった。
ズー「木の実を採ればいい?」
ナミが困っているとナミの隣にズーがしゃがんだ。ナミがズーに頷くと頭を撫でられて見上げるとナミの頭を撫でるアンとさっちゃんもナミの側に来てくれていた。
さっちゃん「スープも作るのかな?」
ナミ「うん。」
ナミが眉を下げながらも頷いたので、さっちゃん・ズー・アンはナミの手伝いを始めた。