「仲間(チーム)」は、まず、四人で協力して木の実を採り、続いて、ズーが大きな鍋を作り始め、さっちゃんは枝を集めて火の準備をした。アンは、ナミと共にまず集めた木の実を重労働させられている動物と鬼たちに与えた後にズーがついでに作った大きな籠2つを持ってとにかく木の実を集めた。
ナミが集落の入り口に来ると犬・猿・雉子が巨体を維持できず寝転びながらもパイやケーキなどを食べていた。ナミは、そんな健康に悪い食べ物を取り上げた。いつもは動物に好かれるナミもこの時は三匹から睨みつけられてしまった。ナミは怯むことなく三匹の口に木の身を入れた。
猿「まっずい!」
ナミ「痩せないとね!」
雉子「…飛べるようになる?」
ナミ「頑張ろう!」
ナミは、犬・猿・雉子に本来の食べ物である木の実を毎日のように与えそれまで三匹が食べていた者を虐げられている鬼の子分にあげた。さらに重労働させられている動物と鬼の子分と仲良く「仲間(チーム)」はナミが作ったスープを食べ、鬼の子分にももちろん食べさせた。
一週間が経つ頃には、重労働をさせられている動物と鬼の子分の顔色はすっかりよくなった。その頃には、巨体の犬・猿・雉子もみんなの輪に入ってくるようになり、食べられなくなっていた木の実を食べられるようになった。
やがて力を取り戻した動物たちは大自然の中に帰っていき木の実を大量に採る必要がなくなった。