ネットショップで商品を販売するとき、意外と時間がかかるのが商品画像の準備です。
在网络商店中销售商品时,需要花费不少时间来准备商品图片。
白背景の商品写真だけでなく、
・商品の特徴を伝える画像
・使用シーンが分かる画像
・サイズや仕様を説明する画像
・広告やSNSで使う画像
など、実際には何枚もの画像が必要になります。
とはいえ、すべての商品をあらためて撮影したり、デザイナーへ依頼したりするのは、個人ショップや小規模事業者にとって簡単ではありません。
そこで今回は、手元にある商品写真1枚をもとに、AIを使ってEC向けの商品画像一式を作る方法を試してみました。
AIに一度で全部作らせない
最初は、商品写真をアップロードして、
「この商品をAmazon向けのおしゃれな商品画像にしてください」
と入力すれば完成すると思っていました。
しかし、実際に試してみると、一度の生成だけでは商品本体の形が変わったり、ラベルの文字が崩れたり、元の商品にはない情報が追加されたりすることがあります。
特にEC商品画像では、単にきれいな画像を作るだけでなく、
「元の商品と同じ外観になっているか」
「画像に書かれている内容が事実か」
「掲載するショップやモールのルールに合っているか」
を確認する必要があります。
そのため、今回は作業をいくつかの工程に分けて進めました。
実際に試した5つの工程
大まかな流れは次のとおりです。
1.商品写真をきれいなベース画像にする
最初に、元の商品写真から不要な背景や写り込みを取り除きます。
この段階では、広告のような華やかな画像を作るのではなく、後の画像生成で繰り返し使える、シンプルで見やすい商品画像を作ります。
商品本体の形、色、ロゴ、ラベル、パッケージなどを変えないことが重要です。
2.商品情報を整理する
次に、商品名、販売先、商品の特徴、仕様、想定する購入者、使用シーンなどをAIに渡します。
すべての情報がそろっていなくても始められますが、容量、素材、成分、原産地、効果など、写真だけでは判断できない情報をAIに勝手に作らせないようにします。
不明な情報は「要確認」として分けておくと安心です。
3.必要な商品画像をAIに考えてもらう
商品の種類によって、必要な画像は異なります。
食品であれば味や利用シーンを伝える画像が必要かもしれませんし、家電であれば操作部分やサイズ感を見せる画像が必要かもしれません。
そこで、決まったテンプレートに当てはめるのではなく、商品と販売先に合わせて、それぞれの画像の役割をAIに考えてもらいます。
同時に、画像ごとの生成用プロンプトも作成してもらいます。
4.商品画像を1枚ずつ生成する
作成したプロンプトは、まとめて一度に実行するのではなく、1枚ずつ生成します。
1枚ずつ確認しながら進めることで、商品本体が変わってしまった場合や、背景・文字・構図が合わなかった場合に、その画像だけを修正できます。
5.問題のある工程だけをやり直す
完成後は、見た目の美しさだけでなく、商品外観、文字、数字、人物、影、反射なども確認します。
商品そのものが変わっている場合はベース画像から作り直し、訴求内容が間違っている場合は商品情報を修正します。
構図だけが合わない場合は、その画像のプロンプトだけを修正します。
すべてを最初から作り直さなくてよいのが、この方法の便利なところです。
AIに任せる部分と、人が確認する部分を分ける
今回試してみて感じたのは、AIにすべてを任せるというよりも、
AIには画像構成や背景、光、利用シーンの提案を任せ、
人は商品情報と生成結果の正確さを確認する、
という分担が大切だということです。
デザインの専門知識がなくても、工程を分ければ、どこを確認し、どこを修正すればよいのか分かりやすくなります。
実際に使用した入力項目やプロンプト、確認ポイントについては、こちらの記事に詳しくまとめています。
Amazon、楽天市場、自社ECなどの商品画像を作りたい方は、参考にしてみてください。
今回の画像作成には、私が運営しているMirekaを使用しました。
Mirekaでは、手元の写真をアップロードして背景を整えたり、商品画像、SNS画像、広告ビジュアルなどを生成・編集したりできます。
まだ改善を続けているサービスですが、登録後に利用できる無料クレジットも用意しています。
商品写真はあるけれど、EC用の画像を何枚も撮影するのが難しい方や、画像制作をどこから始めればよいか分からない方は、一度試してみてください。