今年度、3回目の研究授業が、2月20日に開催されました。
授業者は、ダリペビナウ小学校のジュラルディーン先生でした。
授業のめあては、「かけ算の概念を理解する」こと。
今回は、JICAボランティアがいない学校での初めての研究授業。
そして、事前研究会を行った初めての研究授業でもありました。
教育省と私立小学校を含む8校の先生が集まってくれました。
授業のスタートは、アイスブレイクの「かけ算ビンゴ」。
緊張していた子ども達も、笑顔で「ビンゴ!!」と叫んでいました。
↓複式学級なので、3年生が2年生に色々と教えてあげていました。
今日の授業で一番大切なことは、かけ算の式の意味を理解すること。
ミクロネシアでは、かけ算の式はグループ数×アイテム数を表しています。
日本の小学校で教えているかけ算の式とは、反対になります。
ジュラルディーン先生は、最初にかけ算の式の意味を説明しました。
その後、黒板に絵を描いて、子ども達に式を考えさせました。
↓先生は子ども達に質問しながら、丁寧に説明していました。
その後、グループごとに絵が描かれているカードを10枚渡しました。
先生が読み上げたかけ算の式とカードをマッチングするゲームです。
↓子どもが取ったカードを確認する先生。
↑最後に、今日の授業を理解しているか確認するための問題を与えました。
一人ひとりに、ワークシートを渡し、それぞれ考えさせます。
全部をいくつのグループに分けるかによって、式が変わります。
↑「5×4=20」と考えた子どもに黒板の前で説明させました。
みんな、それぞれの考え方で問題を解くことができていました。
終わりに、宿題として類題を渡して、授業は終わりました。
↑そして、授業後に研究協議会を行いました。
最初に、算数専門家のジェニーさんがマスチームのコンセプトを説明しました。
そして、授業者の自評の後、授業について話し合いを行いました。
↑授業について意見を言ってくださった先生。
協議会では、積極的に意見を言う先生が増えてきました。
また、若い先生はゲームの意図や目的を質問していました。
授業前はナーバスになっていたジュラルディーン先生。
でも、授業が始まると堂々と、落ち着いて授業をしていました。
時間が足りないと判断して、予定していた活動をカットしたものいい判断でした。
研究協議会後、ベテランの先生がジュラルディーン先生に声をかけました。
「いい授業、いい挑戦だった!!」と伝えていました。
そこで、やっと彼女は笑顔になりました。
一人で行う初めての研究授業、とても不安だったはずです。
でも、しっかりと良い授業をすることができました。
彼女は、きっと素晴らしい先生になると思います。
日本でもそうでしたが、若い先生の良い授業を見るといつも思います。
僕も負けてられません。もっともっと頑張ります。
Kammagar!!
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