とんかちの存在(長い記事です・・・) | 沖縄のデザイン会社 LSDdesign タイラのブログ

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沖縄を拠点に建築・店舗・リノベーション・プロダクト等のデザインに携わる会社「LSDdesign co.,ltd」

昨夜、FBにボヤいていた先を見るって話。

スタッフには、常日頃から話しているのが、とんかちの存在というのが、ウチにとっての先を見るという事につながります。


とんかち=プロダクトデザインをする事が何故、先につながるか・・・


簡単に言うと発信系だからです。

今の建築やインテリアデザインというのは、受け身の向こう合わせ系。


仕事を依頼してくれる発注者であるクライアントさんが存在して、我々、作り手というのが存在できます。

つまり、発注してくれる方が居なくなれば、私達の仕事は、そこで終わりです。


全然、先が見えません。

商品を持っている訳でもなく、あるのは実績と信頼のみ。


実績と信頼と書くと重みがあるように見えます。

でも、商品と違う。


仮にハウスメーカーの様に○○ハウスという住宅シリーズをパッケージ化したとしましょう。

しかし、商品単価が半端なく高い。


気軽に買うコストじゃない。

それに加えて、プロダクトデザインというのは、高額な物から少額な物まで幅広いです。


そして、先に述べた、発信型です。

私達が考えに考えてデザインしたプロダクトデザインを世界に向けて発信できる。


エンドユーザーの範囲が、インターネットを通して、小さな沖縄から全世界に対してビジネスチャンスが広がります。

それを考えただけで、チャンスの幅が全然違います。


勿論、売れるくらいのデザインが出来ればという話です。

そこまで到達するには、長く長く険しい道を歩かなければならないです。


幸いにも、空間デザインという仕事をやっているので、少なからず普通にプロダクトデザインをやってきていますので、ゼロからのスタートではない。

ただ、片手間にやっていては、自分としてダメなんです。


プロダクトデザインをする=販売・小売り業でもある。

大量生産しないと不良在庫が発生して、経営的にも苦しくなる。


認知度が低い間、アピールが弱い=供給先が少なく、厳しい状況が続く。

でも、LSDdesignという建築や空間デザインをしている別会社が存在しているので、例えば、スタートの切り口として、ある店舗にデザインしたプロダクト(家具)を多めに生産して、残りのロットを販売する。


レストランの仕事で椅子を100脚、使用するのを120脚のロットでデザインして生産、20脚を店頭なりネットで販売という感じです。

別法人にするので、とんかちでデザイン・生産してLSDdesignに販売というカタチです。


別会社にするのは、そのような意味もありますが、基本的にブランディングです。

見る人から見えれば、ローカルな話で例えるなら、LSDって家具もやりはじめたみたいよって話かもしれませんが、県外や海外のユーザーだとLSDなんて知らないで、とんかちの家具やプロダクトを買ってくれます。


ある日、とんかちのファンになってくれたエンドユーザーが家を建てる事になったとします。

インターネットを通して購入してくれるようなユーザーなら、とんかちの家具が合う、空間をデザインしてくれるデザイン会社を探すでしょう。


その時、初めてLSDを知る事になると思います。

そこで、とんかち経由でLSDに相談に来てくれる事になるでしょう。


会社が別ですが、プロダクトデザインの販売のみで経営を安定させるという事じゃなく、とんかち→LSDやLSD→とんかちといったビジネス関係で成り立てようという考えです。

そうする事によって、売価も原価も抑える事が可能になります。


原価の話で言うならば、とんかちで家具に使用する木材を仕入れます。

その際に、セレクトした良質の木材を多めに仕入れてコストを落とすでしょう。


でも、多めに仕入れてしまうと不良在庫になる。

だから、LSDで店舗や住宅でも転用できる造作材を兼ねて仕入れて、とんかちからLSDに木材の販売をする。


他にも似たような事が書いたらキリがないくらいあります。

そんな事をしていると、先の見えない建設業界でも生きていけます。


よく、建築が厳しいから別の商売に走る経営者も多いですが、失敗している方が多いです。

だって、専門馬鹿なんですから、自分達のフィールド以外で勝負して簡単に勝てる訳がありません。


餅は餅屋です。

私達は、元々、空間デザインという餅の中にプロダクトデザインという餅をもってついてきたのでフィールドも同じです。


ただ、思考や展開方法を少し変えるだけです。

これは、商業施設のデザインだけやっていても厳しい話で、逆に住宅だけやっていても厳しい話です。

商業施設も住宅も両方やっているから可能に出来る展開です。


その為、5年間、地道に商業施設と住宅の設計デザインをやって建設業もやっています。

自分なりに少しでも先が見える会社を経営したいからです。


社員が増え、協力業者の数も増えると安定基盤を求めるのは、当たり前の話です。

ずっと短距離、中距離競争だけやってたら、体力がある内は、気合と根性の体育会系魂で乗り切れるけど、流石に30代後半になった今となっては、かな~り厳しいものがあります。


これから残り5年をきったのですが、気が付けば40代にさしかかります。

今みたいな元気ないと思います。


その時に仮に社員が増え続け、仕事が増えつつけ、今みたいに体育会系魂で戦えません・・・苦笑


足りない脳味噌で知恵を絞りに絞って、厳しい建築業界を乗り切って行かなきゃならないです。

若い職人さんや私達みたいな技術者も少なくなってきている建築業界。


どうにか変えていきたいですね。

こんな事を起業する前から考えて、起業して早いもんで6年目です。


10年という節目まで、残り4年間、そこら辺の事を真剣にやっていくつもりです。

求人募集の結果、良い人材の方々が集まってきてくれました。


今、居るメンバーも含めて、今回、集まってきてくれた皆さんも、自分のこんなアホみたいなブログを見て来てくれます。

だから、正直、めんどくさいけど続けてます。


ブログも発信系ですからね。

そんな感じで、とんかち発信します。


LSDと同じく8月に法人化する予定になりました。

これから、改めて事業計画を見直して事業展開を詰めていきます。


朝から超長い記事を呼んでくれた方、ありがとうございますwww