私は今38歳
今年39歳になりますウインク



高校卒業後、介護の専門学校に2年通い
介護福祉士を取得
卒業後すぐに特養と呼ばれる介護施設に就職
その後デイサービス、小規模多機能型居宅介護
グループホームなどなど
20歳から今まで介護一筋
もう19年目になりますニヤリ


私は自画自賛がいつも半端ないですが
介護技術には自信がありますウインク



今はケアマネージャー(介護支援専門員)として
働いていますキメてる




今、担当しているおばあちゃんが
ターミナル(終末期)の人で


1ヶ月前までは歩いてトイレ行ってて
でも病気が進行して
1週間後には立ち上がりがしにくい
1週間後にはトイレに行けなくなってオムツ
1週間後にはもう寝たきりで食事もできない





今日、主治医の先生にもう長くないと
ご家族にお話があった


長女のMさんの自宅は芦屋
大阪まで電車で1時間半

ご主人と高校生、中学生の息子さんと4人暮らし


お母さんの介護が始まり
毎日電車に乗って芦屋から大阪まで
通って介護していました


状態が悪くなってからは
毎晩泊まって翌朝に芦屋に帰る
夕方にまた大阪に戻ってきて泊まる

そんな生活を繰り返していました


お母さんがトイレに行きたいと言うので
できるだけ連れてってあげたいと
慣れないトイレの介助を一日10回以上
夜中も3回

ベッドから車椅子、車椅子からトイレ
ズボンやおむつをおろして座らせて
汚れていたら拭いたり洗ったり
終わったら立ってズボンあげて
そんなにしっかり立てないから
足元不安定でこけないように注意しながら、、



何をどうしていいかわからない
どんな介助方法があるのか知らない
必要なものが何かもわからない

とにかく必死で毎日1人で介護されていたと
思います



ケアマネとして訪問したときに
こうしたら少し楽ですよーとか
こうしたら腰に負担かからないですよーとか
ちょっとしたアドバイスはしてたけど
あんまりでしゃばりすぎてもなーとか思ったり
他に41人も担当してるから
その人にだけ時間を割くのもできず
なかなかしっかり伝えるってことが出来なくて悲しい



もちろん介護保険サービスは使っていて
訪問介護(ヘルパー)、通所介護(デイサービス)
訪問看護、訪問リハビリなど利用し
毎日誰かが午前午後と訪問して介護をする


そうやってサービスを調整するのが
介護支援専門員(ケアマネージャー)の仕事。
私の本来の役割ですおじいちゃんおばあちゃん


でも介護保険サービスでは早朝や夜中の
ヘルパーさんはなかなか難しくて
長女Mさんが1人の負担が
かなり大きくなっていましたショボーン



本人の「自宅で最後を迎えたい」って気持ちを
家族は叶えてあげたい

当たり前のことやと思う

でも1人では限界がある



介護保険サービス、医療保険を使っても
「自宅で看取る」ことって
解決すべき問題がいっぱいあるよなって。






この利用者さんに今携わらせてもらってて
めちゃくちゃ色々考えさせられて



本人の気持ち
家族の気持ち
事実を伝えて死に備えるのか
希望を持って最後まで諦めないのか
本人の痛みや辛さのケア
家族の身体的、精神的ストレスのケア
家族の介護技術
環境
経済的な問題
などなど

ほんまにめちゃくちゃ考えた




結局答えは出なくて
答えは本人、家族さんがどうしたいかって
選ぶこと


選んだ選択肢を応援する
その選択肢で進めるよう支援する
それだけやなーって思ったクローバー




そんな中で
私にもっとできることって
ないかなー?って思った時に
家族さんが介護に対する
技術、コツとかポイントの知識とかを
ちょっとでも知ってると
全然負担が違うんやろなーって感じて



私の持ってる技術、知識を
ちょっとでも知ってもらえたら
家族の負担は軽減できるんじゃないかって思って



そういう介護技術を教えるセミナーとか
やりたいなぁって思い出したところですニコニコ






ちなみにこのおばあちゃんの
キンナンバーは105


私のすんごい開運のキーパーソンなんです照れ
色んな体験、経験させてくれて
色んなことを考えさせてくれてる
ほんまに感謝しながら
最後まで見届けたいと思ってます。