嵐の夜が明けると、・・・・・
超ドピーカン
になるわけはなく、風はやや落ち着いたものの雨はかなり降っています。
昨夜、ドシャ降の中到着した方はすでに出発した模様。
「お世話になりました。楽しく過ごせました。」旨の手紙が残っていました。
A君と、「この雨だとココに連泊?」「雨が弱くなったら食糧を買い出しに行く?」などと弱々な相談 (^_^;)
午前10時頃になり雨が弱くなり、少々明るくなってきました。
「この時間からだと富良野ぐらいで夕方着かな」
アホアホライダーが持っていた雑誌(モーターサイクリスト)の切り抜きに載っている「ヒグマ」という上富良野町(この時点では上富良野と富良野が別モノと云うことに気付いてはいないのですが・・・)のライダーハウスを目指すことに。
ただ、到着時に雨が降っていて欲しくはないので、近くの公衆電話から「ヒグマ」に天候確認。
「ダイジョウブだべ。こっちは晴れてるよ。」
「近い近い数時間で来れるだよ」
「途中で道わからなくなったら、また電話くれりゃぁいいだよ」
と云うことで、小学校の遠足の時に先生からよく言われた「来たときよりもキレイにして帰りましょう」を思い出しながら、廃バスのライダーハウスをA君と2人で掃除して出発。
おさまったとはいえ時折来る突風とともに吹きつける雨に閉口しながら富良野(ホントは上富良野)を目指します。
ところが・・・・・
いつまでたっても雨は止まない・・・・・
いつまでたっても着かない、近づかない・・・・・
「ん?ライダーハウスのヒトに担がれたのか?・・・」
などと云う考えが頭をよぎります。
後から「ヒグマ」の大将に聞いたのですが、電話をしたときに「コイツ、いい奴かも知れねぇなぁ」と思い、「兎に角来させよう」と思ったそうです。「だから、かなり大袈裟に近い近いっつったな(-。-)y-゜゜゜」だそうです。
ずーっと同じ大型トラックの後を走っていると・・・・・
居眠りしそうになり、休憩。
雨も止んでいたのでカッパを脱ぎます。
そして、ようやく旭川市に到着。
確かにこちらは晴れています。
ラベンダーを観たところで午後4時ごろ。
とりあえず、「ヒグマ」へ旭川まできたことを連絡し、道順を尋ねます。
そして、午後5時ごろ「ヒグマ」に到着。
なんだか大勢のヒトが地べたに座っています・・・。
その真ん中に大将らしきお方が立ってお話してらっしゃいます。
アホアホライダー+A君がバイクを降りると同時くらいに、お話が終わったらしく、そのお方がコチラに向かって手招き・・・・・。
近寄ると、
「お、着いたか」(まだ電話の本人かどうか確認してない)
「ソコとソコ、あいてるから、お前ココ座れ、あなたあそこ座って」(なんでオレだけ「お前」やねん)
そして、とうとう始まりました。
今夜の宴が・・・・・
つづく・・・・・(次回「あのぉ トイレはどこですか?」に続きます)
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