9.オンネトーの夜は更けて・・・  ヒグマだぁ! | おっさんの徒然日記

おっさんの徒然日記

日常生活の中で思ったことをダラダラと書き連ねていきます。

どのくらい続くことやら・・・・・

頂き物のお肉も皆でキレイに平らげ、たらふくお酒も飲んで、しばらく皆で談笑・・・・・。


百人浜では自分たちの即席グループだけだったのでかなり騒げましたが、ココ、オンネトーではまわりにたくさんの方々がいらっしゃいますので、静かに談笑・・・・・。


突っ張ったお腹の皮が元に戻り始めた頃、「そうろそろ、行こうか」ということになります。



どこへ行くのか?







このキャンプ場に来た目的を果たすために・・・・・






そう、天然の岩風呂です。




「明かりが全くない」と云う情報は仕入れ済みなので、懐中電灯はしっかりもちます。


そしてタオルを首にかけ、有志3人(美原のDUCAの兄さん・山形のA君・そしてワタクシ)でイザ岩風呂へ。



キャンプ場から出るともうすでに真っ暗闇。

その中を懐中電灯を頼りに岩風呂への道をブラブラ。

急な砂利道を登りながら、脇の木々を照らすと、幹に引っかき傷がたくさんあります。


「なんやろねぇ・・・  あの傷・・・?」「そやねぇ・・・  なんやろねぇ」


と話しているうちに岩風呂らしきものを発見。

滝の下が岩風呂のようになっている。


手を入れてみると、温かい。


「オー!ここや ここや」と3人で服を脱いで 入ります。

なんか、木の葉や木の枝やなんか解らんもの(真っ暗なのでわからない)がいっぱいある中、「ふぅぃぃ」と、数分経過。


「なんか、ぬるくない?」「そうやなぁ・・・・ 少々ぬるいなぁ」

「少しどころか、かなりぬるいでぇ」


と、滝の上から人が喋りながら降りてきます。

黙ってやり過ごすアホ3人。


そうです。滝の上やったんです。岩風呂は。


アホ3人、途中でそれを察して、降りてきた人たちに見つからないように、黙ったのでした。



「げっぇ 上かいな・・・・  そら冷たいわ」



すると、アホ3人は、周りに人が居ないのを確かめつつ、そのまま脱いだ服と懐中電灯をつかみ一気に滝の上までダッシュ!



ありました。そこには、天然とは到底思えない、きれいな岩風呂。そして木で作られた脱衣スペース。


今度こそ「おー!」


程よい湯加減です。懐中電灯を消すと本当に漆黒の闇。そして星がものすごくキレイです。


で、記念撮影をしようと云うことになり、写る人がまず懐中電灯をカメラに向けます。カメラマンはその光を頼りにアングル等を決めます。懐中電灯を消して、ハイチーズ。


約40日後に出来上がった写真を見て・・・・・・








ビックリ!


よく、写真屋さんもプリントしてくれたなぁ・・・・・


温泉の湯がそんなに透き通っているとは思ってなかったんです・・・・・ (*^_^*)


そういうことです。(ご想像にお任せします)










大いに満足したアホ3人は気分良くキャンプ場へ帰ります。




戻って、道内からキャンプに来られていた(お肉をいただいた)方に、木々の傷の話をすると、


「・・・・だから、夜は行かないほうが・・・  良く無事に帰ってきたねぇ・・・  行くの知ってたら止めてたよ! 」


私たち「ん? ナンデ?」


皆さん、ナンだと思います? 木についた傷・・・・・誰がつけたのでしょうか?



答えは・・・・・










































やそうです。





おいおい、

先に言うてやぁ!






そら知ってたら行かんわなぁ・・・










怖いもん知らずのアホアホライダーでした。






つづく・・・・・(次回「寒くてテント断念」へつづきます)