頂き物のお肉も皆でキレイに平らげ、たらふくお酒も飲んで、しばらく皆で談笑・・・・・。
百人浜では自分たちの即席グループだけだったのでかなり騒げましたが、ココ、オンネトーではまわりにたくさんの方々がいらっしゃいますので、静かに談笑・・・・・。
突っ張ったお腹の皮が元に戻り始めた頃、「そうろそろ、行こうか」ということになります。
どこへ行くのか?
このキャンプ場に来た目的を果たすために・・・・・
そう、天然の岩風呂です。
「明かりが全くない」と云う情報は仕入れ済みなので、懐中電灯はしっかりもちます。
そしてタオルを首にかけ、有志3人(美原のDUCAの兄さん・山形のA君・そしてワタクシ)でイザ岩風呂へ。
キャンプ場から出るともうすでに真っ暗闇。
その中を懐中電灯を頼りに岩風呂への道をブラブラ。
急な砂利道を登りながら、脇の木々を照らすと、幹に引っかき傷がたくさんあります。
「なんやろねぇ・・・ あの傷・・・?」「そやねぇ・・・ なんやろねぇ」
と話しているうちに岩風呂らしきものを発見。
滝の下が岩風呂のようになっている。
手を入れてみると、温かい。
「オー!ここや ここや」と3人で服を脱いで 入ります。
なんか、木の葉や木の枝やなんか解らんもの(真っ暗なのでわからない)がいっぱいある中、「ふぅぃぃ」と、数分経過。
「なんか、ぬるくない?」「そうやなぁ・・・・ 少々ぬるいなぁ」
「少しどころか、かなりぬるいでぇ」
と、滝の上から人が喋りながら降りてきます。
黙ってやり過ごすアホ3人。
そうです。滝の上やったんです。岩風呂は。
アホ3人、途中でそれを察して、降りてきた人たちに見つからないように、黙ったのでした。
「げっぇ 上かいな・・・・ そら冷たいわ」
すると、アホ3人は、周りに人が居ないのを確かめつつ、そのまま脱いだ服と懐中電灯をつかみ一気に滝の上までダッシュ!
ありました。そこには、天然とは到底思えない、きれいな岩風呂。そして木で作られた脱衣スペース。
今度こそ「おー!」
程よい湯加減です。懐中電灯を消すと本当に漆黒の闇。そして星がものすごくキレイです。
で、記念撮影をしようと云うことになり、写る人がまず懐中電灯をカメラに向けます。カメラマンはその光を頼りにアングル等を決めます。懐中電灯を消して、ハイチーズ。
約40日後に出来上がった写真を見て・・・・・・
ビックリ!
よく、写真屋さんもプリントしてくれたなぁ・・・・・
温泉の湯がそんなに透き通っているとは思ってなかったんです・・・・・ (*^_^*)
そういうことです。(ご想像にお任せします)
大いに満足したアホ3人は気分良くキャンプ場へ帰ります。
戻って、道内からキャンプに来られていた(お肉をいただいた)方に、木々の傷の話をすると、
「・・・・だから、夜は行かないほうが・・・ 良く無事に帰ってきたねぇ・・・ 行くの知ってたら止めてたよ! 」
私たち「ん? ナンデ?」
皆さん、ナンだと思います? 木についた傷・・・・・誰がつけたのでしょうか?
答えは・・・・・
ヒ
グ
マ
やそうです。
おいおい、
先に言うてやぁ!
そら知ってたら行かんわなぁ・・・
怖いもん知らずのアホアホライダーでした。
つづく・・・・・(次回「寒くてテント断念」へつづきます)