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図書館に行ったらこんな本がありました。

 

この本のP.160~161「2 日本はマンドリン大国」に次の記述があります。

個人でマンドリンを演奏している人の数は把握できませんが、合奏団体の実数とそこから推定できる演奏人口については調べがついています。マンドリン歴史研究家の工藤哲郎が2013年から14年におこなった調査によると、1,144団体、約3万人にのぼるということです。さらに、学生クラブで弾いたことがある人などを累計的にみると「日本のマンドリン人口は少なくとも20万人ほどはいるとみなせるのではなかろうか」(工藤哲郎「日本のマンドリン団体の全容」「JMUジャーナル」第259号、日本マンドリン連盟、2016年)としています。

以前の投稿「クラシックギターを弾く人ってどれくらいいるのかな?」の中で、ヤフオクの出品数から推定したマンドリン人口3万4千人に対してgoogle検索結果の20万人という数字が大きくかけ離れていることが気になっていましたが、実は過去の経験者も含めて累計”20万人”だということが分かりました。”20万人”という数字だけがネット上で独り歩きしてしまっているわけで、出典を明記していないネット情報を鵜呑みにしてはいけないという例です。

 

マンドリンは合奏がメインの楽器であり殆どの現役プレイヤーが合奏団体に参加しているはずなので、団体員数3万人がマンドリン人口の大部分を占めるものと考えれば、ヤフオクの出品数からの推定3万4千人はなかなか正確な数字と言えるのではないでしょうか(自画自賛)。

 

<追記>

荒井史郎著『ギターに魅せられて』(2011年、現代ギター社)のP.87に次の記述を見つけました。

昭和44年(1969)にナポリのカラーチェ家を訪れた後、ローマで高級手工マンドリンを製作するペコラーロの工房を訪れた。日本では高級マンドリンとして売られたのだが、あまりにみすぼらしい工房に驚かされた。イタリアに他のマンドリンメーカーは存在しなかった。

50年前の段階で本家イタリアではすでに衰退していたようです。

 

#マンドリン #クラシックギター