2.0ハイブリッドもだいぶ分かってきたので、同じHK22カバー同士で投げ比べてみました。
まずはカバーストックのスペックから。
ブラックウィドー2.0ハイブリッドは HK22 Aggression Hybrid という名称から察するにハイブリッドとしては少し弱めの設定かと推定します。
3Dオフセット・アタックは HK22 Neoflex25 Pearl
となっています。
元来、Neoflex25はスキッドとトラクションのバランスに留意して開発されたカバーストックと記憶しています。
そしてコアはそれぞれガスマスクコアと3Dオフセットコアが組み合わせられている訳ですが、実際のパフォーマンスはどのようなものか検証したかったのです。
結論から先に言うと"かなり似てる"です。
それぞれ単独で投げているとスキッド&スナップ系のアグレッシブなリアクションで軽く動くイメージは共通しています。
よく、ボールリアクションに対するカバーストックの影響は大きいと言われますが、スペックも特性も大きく違うコアを使っていても似たイメージになるということは、図らずもこの定説を証明していますね。
では、この二つのボールの違いはどうなんでしょう?
まず、トラクション。
私の今回の場合、レイアウト的な違いもあるのでストレートに比較は出来ないかも知れませんが、トラクションはハイブリッドとパールの違い通りブラックウィドーがやや強い印象。
大きな差ではありませんが、オイルに対する反応に違いが見られました。
全体的なボールリアクションでは、3Dオフセットもあのコア形状から考えると異例にカッチリ動きますが、
やはりブラックウィドーの方がシャープに動きます。
特に、バックエンドでの抉り方はブラックウィドーが
鋭く、3Dオフセットの方がややマイルドでコントローラブルに感じました。
どちらかと言うと、当初の予想通りブラックウィドーはオイルを使ってタイトめで投げて先の切れで勝負するタイプ。
一方の3Dオフセットは内からドライエリアへ出してやって曲がり幅で稼ぐタイプだと思いました。
実際、そのように使ってあげた方がゲームメイクし易く、ラインナップの中でもそういう用途で考えようと思っています。
どちらも私の好きなタイプで、主にミディアム系のコンディションでは攻め方によって二者択一かな、と思います。
最後に付け加えると、ピンアクションも最高だったことを報告しておきます。