プラグの色付けに油彩用の粉状の顔料を使っていることは以前お話ししましたが
これら顔料の原料は多くが鉱物かそれを加工したものです。
例えば、青は銅やコバルトが原料であることが多いですし、赤は酸化鉄などの酸化物が使われます。
また、パール系の時に混ぜるシルバーはアルミナの粉を使っています。
プラグの時にこういった色の元になっているものを考えていると
中学の時に理科(化学)で習った炎色反応の実験を思い出してしまいます。
物が燃えるということは酸化反応なのですが酸化する過程で
その物質特有の色が現れるというのも
なんだか不思議な感じがしますね。
プラグ液が固まるというのも化学反応なので色によっては影響がでているかもしれません。
ボールメーカーによると
カバーストックの材料と色の相性がある、
という話は聞いたことがあるので
ボール(カバーストック)のパフォーマンスには少なからず影響を与えているようです。
