昨年、ピボットが発売される直前に発売されたAMPというボールを覚えているでしょうか。
発売時期から考えて、ピボットと同じくトレードショーで発表されたハンマー社の次世代モデルであったと思われます。
初代AMPはそこそこオイルに強く、オイリーからミディアムまで使える優等生的なボールでした。また、ポリッシュするとかなりアグレッシブな性格に変化した興味深いボールだったと記憶しています。
しかし、直後にエボナイト社のピボットが発売された為、影に隠れる格好になってしまったのは非運でした。
さらに2代目のAMP UPはやや走り系にシフトしたボールで狙いは良かったのですが全体的にマイルド方向へ振ってしまった為、あまり特長のない平凡なボールとなってしまい、素質はレベルが高かったのですがインパクトの無さで人気はパッとしませんでした。カラーもあまり日本人受けするものでなかったことも人気の出なかった要因だったと思われます。
しかしAMPのコアは2代限りで埋もれさせるのは惜しいパフォーマンスを持っているので今後のハンマー社の動向に期待したいと思います。