それって本当にいけないこと？
心理カウンセラーとして、日々、
クライエントのお話に耳を傾けさせていただいている。
守秘義務があるから、
HPやブログなど、SNSに投稿することが
なかなかできない。
だから、
今日は、仮定のフィクションとして書くよ。
ただ、実際によくあること。
クライエントさんに限らず、
多くの人は、
まあ、私も含めてなんだけれど、
自分のことを
「いけないこと」としていることがあるんだよね。
以外と無意識の領域にあって、
意識では『そんなこと思ってないよ』
ってなるかもしれないれど…
良い悪いは、いったん脇に置いてみてみると、
自分の行動や、心持や、性格の
「いけないところ」を、明確に持っていることに氣づく。
ちょっと、うまくいかないことや、不平不満を抱えている時なんかは、
意外と、自分の『いけないところ探し』
をしているかもしれないね。
だから疲れちゃう！
自分のいけないところを探して、
自分を責めていると、
結局、
こころはヘロヘロに疲れちゃって、
疲労困憊。
そんな時間が重なると、
更に、自分を叱咤する。
「なにやってるの！わたし」
「しっかりしなさい！」
「いい加減にしなさいよ！」
なんて、ことを始めちゃったりして、
更に、
疲労困憊度は増加。
もう閉口。疲弊。
で、身体が反応しちゃう。
眠れない。
起きれない。
身体がだるい。
食べられない。
仕事でミスを重ねる。
すべて投げ出したくなる。
って、そんな状況でSOSしてくださることに感謝して、
心の耳を傾ける。
ひたすら『傾聴』
自然＝健康 不自然＝不健康
これって、私独自の考え方なんだけれど、
１４年近く、延べ1500人以上のクライエントの話に耳を傾けてきて思うこと。
自然な反応って健康的
だって思う。
それを、『ダメ！』ってしちゃうことで、
結果的に自分を追い詰めてしまう。
で、不健康になっちゃう…
そんなことをお伝えすると、
多くのクライエントさんは、
はあぁ…と大きなため息と、
安堵感が生まれるのを感じる。
真に身体の腑に落ちてる感じ。
どういうことかって、
例えば、
第一子を出産、夫も育児に参加するといって楽しみにしていたのに、
嬉しいことなんだけれど、同時タイミングで昇格、昇給もあって、ありがたい状況。
でも、ワンオペ。
初の育児。
心細いし、なんでも相談すると、
聴いてくれて優しい言葉をかけてくれていた夫が、帰りも遅くなるし、
なんだかピリピリしてる。
夫に余計な心配や、精神的な負担をかけたくないなって、
すっごく頑張って。
でも、やっぱり、心のゆとりがなくなって、
泣いてる娘（第一子）の泣き声を、
可愛いとおもえなくて、
それどころか、
『もううるさい！いなくなれ！』って叫んじゃう。
そんな自分が嫌で、
だんだん、夫にまで不機嫌な態度をとってしまう。
心配かけたくないって思ってるのに…
不妊治療までして授かった娘なのに…
夫婦関係も子供との関係も、
全部、自分の未熟なせいで、うまくいかない！！
って、
責めて、叫んで、泣いて、
またそのことを、責めて。
で、もう…
「生きていたくない」
こんなご相談多いいです。
でも、これって、
間違ってること？
おかしいこと？
自然な反応かどうか？
冷静に客観的にとらえてみたらどうだろうか？
次回に続く…
みんなも考えてみてね。
海なし県に住む私が海が大好き。自然の世界、自然の色、自然の香り
癒される。
宮古島の写真を添えるね
