世界的に流行している ウィルス付きメール「エモテット」が
日本国内でも、猛烈な勢いで拡散しています。
今迄のウィルス・メールは、見知らぬ差出人から、英語の件名・
本文で送信されて来るケースが多かった為、受信するものの、
日本人は、欧米人に比べて感染し難いと言われていました。
しかし、今回の「エモテット」は、今迄のウィルス・メールと
違い、下記の様な特徴が有ります。
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・メールの差出人が、知り合いの名前・メールアドレス（※注）
・メールの件名が、日本語
（例）「請求書の件です」「請求書送付のお願い」等
・メールの本文も、日本語
（例） お世話になります。
11月分の請求書を添付致しますので、ご確認下さい。
宜しくお願い致します。 等
・メール文末に、署名が日本語で付いている
（例） 差出人の 会社名（氏名） と メールアドレス 等
・メールに ワード文書が添付されている
（例） ワードのタイトルが、日本語の場合も有る様です。
「11月分請求書」等
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この為、日本人も、知り合いからのメールと思い、添付の
ワードを開いてしまうケースが多発しています。
このワード文書の中に、ウィルスが仕込まれていて、
ワードを開いた時に、対策が出来ていないPCでは、
ウィルスが、勝手にインストールされてしまいます。
もし、お使いのPCが「エモテット」ウィルスに感染して
しまうと、今度は、お使いのPCのメールソフトから、勝手に
メールアドレス帳を使って、お知り合いに、「エモテット」
付のウィルス・メールを、自動的に送信する 加害者になって
しまいます。
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＜追加＞
・感染者が増えた為か、先週ご案内した「請求書をお送りします」以外にも、
バリエーションが増えています。
（例） 「賞与の件」「賞与が確定しました」と言う件名
（例） 添付のワード文書のファイル名が「12月度賞与」等のファイル名
