第62回なよろ憲法記念ロードレースですが、これまで走った中で一番苦しいハーフマラソンでした。
まあ言い訳すればいろいろありますので、それは完走記の中でたっぷりと書かせていただきます(笑)。とにかくスタート前にこれほど走りたくないと思ったことはありません。
コースの予備知識として、ハーフは5㎞ちょっとのところを折り返してくるコースを2往復します。ところがこのコースがなかなかの難物でして、スタート地点の標高は私のGPSによると97m、折り返し点は206mということで、100m以上の高低差があります。
抑えて入ったつもりだったのに、1㎞で体は動かなくなりました。そして2㎞でリタイアを考え始めました。上りでしたが7分半のラップが続いたのは抑えたわけではありません。それでしか走れませんでした。だから折り返しの時は私の後ろには数人しかいませんでした。
上りの間はどこでリタイアするかばかり考えていました。折り返しの頃には1周でやめようと決めました。
折り返して下りになってからペースは上がりましたが、体は全然動きませんでした。ところが7㎞を過ぎてから突然憑き物が落ちたかのように体が動き出しました。そのためリタイアは取りやめてゴールを目指しました。
2周目の後半はばててきたこともありますが、体調不安に変わりはないのでスパートをするのは危険と思い抑えました。
続けるか、やめるか、ずっと自分に問いかけながらの走りでした。でも最後は1歩踏み出すことに決め、どうにかゴールに達することができました。
内容的には最悪のレースでしたが、妙に達成感のあるレースとなりました。
今回は私のほかによっちゃん、ぷーさん、ゆうまさん、フーさんが出場しました。なかでもぷーさんはみごとに年代別入賞されました。お見事でした。
私は体調不良もあって気持ちの余裕もなく、全員で記念撮影をすることも思いつきませんでした。ぜひとも今後のレースでは記念写真を撮ってアップしたいと思います。