吹抜天井

15年前に設計施工したK様邸の

LDK上部の吹抜。

 

関東圏と違いこちらの方は、冬は

雪が降りますし

(最近は降っても12~3月累計でも1M前後)

(今年はほとんど降ってません。)

湿気・湿度もありますし

逆に夏も関東とは違いカラッとしてなく

じめじめ。

 

なので、空間を大きくする事は

冷暖房費が嵩むなど

メリットが少ないような気もしますが

昨今は

窓ガラスや断熱材の仕様も良くなり

エアコンや床暖房等を上手に利用しながら

快適に過ごせる空間を

提供できるように成りました。

 

僕が吹抜空間を設計する場合

天井材には、経年劣化しても

メンテナンスが楽な仕上材を使用する。

 

必ず、プロペラファンを取り入れます。

 

天井材は、壁紙はやはり空間の隅に

湿気が溜まりやすく、カビ等の発生やら

綿ゴミ等不要な物が付着するのが嫌で

木目天井材や快適天井材(吸音材)を

チョイスすることが多いです。

長持ちですし。

 

また空気の流れを循環したいのと

冷暖房効率を上げたいので

プロペラファンは必要です。

 

15年経ちましたが、施主様には

喜んでお使い戴けております。

 

注文住宅や自由設計の家造りは

設計者の思いと同時に施工性快適性も

お客様と打ち合わせの上

決定していく楽しみがあります。

 

STAY HOME との事。

せっかくなので

楽しんで家の中で普段出来ない事を

やりたいですね。