現場管理人・・・いわゆる現場監督について
家造りにおいて
大手HM(ハウスメーカーの略)や建設会社とかであれば
営業の人、設計の人、現場監督と分担してある事だと思う。
しかし規模が小さい
当社の様な、地元の工務店などは上記を全て1人でこなす。
現場サイドの話からすると
同時に家造り(木造2階建て注文住宅として)の現場監督、現場管理をする事が
出来る棟数は、2棟ないし3棟までと私は考えている。
(同時期に同じ様な工程で進んだ場合)
現場監督と言う仕事は、多岐にあり、ちょっと書き出してみる。
●工程管理(あらかじめ決定している御引渡し日に完了するよう業者を調整する)
各業者間の作業性をUPさせる(業者間が100%発揮できる段取り)
●施工監理(各職方の仕事振りに対しOKかどうか)
正しい工程で正しい作業をしているかどうか厳しい目でチェック
私の場合、最低でも1日1回は現場に行ってチェックする。
●品質管理(商品・材料の良し悪しを見る)
品質に問題はないか、打ち合わせで決定した品番かどうか。色素材はどうか。
●安全管理(現場内の安全・近隣の安全・道路等管理)
作業する為の材が安全に使用してるか。足場は崩れないか。近隣に迷惑掛けてないか。
●施主との打ち合わせ・連絡・報告・質疑・材料・商品の決定及び発注
工程に合わせ、現場の作業がスムーズに行くように
前もって施主と材料・商品を決定し現場に届くよう発注する
各業者間の連絡徹底し円滑に進むように。
工事中の増減工事も施主が納得分かりやすいようにする。
もともと、長岡市のゼネコンで現場監督してた事もあり
織田裕二ではないが『現場』にこだわりがあります。
CADなどで描いた図面を実物に具体化させるに
必ず現場の作業する業者と密に連絡を取って
それこそ、些細な事も、再確認する事も
メール、TELを駆使して
徹底させる。
大工、設備、電気、防水、足場、左官、内装、塗装、基礎、・・・・いろんな職種・作業が
家造りにあります。
極端な話、優秀な職人がいても
現場監督が×なら・・・・・・・良い家は出来るはずがない。
現場が大事なんです。
現場監督が大事なんです。
再度
織田裕二ではないが『現場』です。