一人暮らしとは、ファンタジーとの同棲! 不思議な出来事の連続だ!
便器の蓋を開ければ、一週間くらい前にこびりついたまま放置していたチョコレートが、まだピンピンしているではないか! あら不思議

……。
一人暮らしとは家族への感謝との同棲。俺はいつも勝手に掃除してくれていた母親にありがとうと告げると、
スーパーに行って、便器にこびりついたチョコ(はっきり言わなくてもわかるよね)を駆除するための、トイレクリーナー(洗剤)と棒付きたわしを買ってきた!
世紀の一戦:便器にこびりついたチョコレート VS 俺&棒付きたわし
右手にトイレクリーナー(洗剤)、左手に棒付きたわしを装備! 準備を整えると、便器の蓋に手をかける……意を決すると、そーっと蓋を開ける——
俺「!?」
——中でこびりつきながら構えていたのは、3体のビターチョコレート! 一週間の放置により、茶色だったものが松崎しげる色に変色していた!
ジャ~、ジャ~! たまらず大のレバーを引いてみるも、びくともしない!
ビターチョコレートたち『馬の糞に念仏。要するにその行動は、無駄だ』
俺「クッ、馬鹿にしてえ! ならば、このライトセーバーを食らえ!」
ガリッガリッ! ビターたちに挑発された(ような気がした)俺は、棒付きたわしで奴等をガリガリこする!
しかし、一週間の放置により固さを増した松崎しげる……じゃなかったビターは、そう簡単には流れなかった!
ビターたち『猫の糞に小判。その行動もまた、無駄だ』
俺「チッ、効かないというのか! ならば、白銀の吹雪を食らえ!」
シュッ、シュッ! 尚も抵抗を続けるビターたちに、尚も挑発された(ような気がした)俺は、トイレクリーナー(洗剤)の吹雪を奴等に吹きかける!
俺「ハッ! 白銀の便器に、ビター色の松崎しげる……じゃねえや松崎しげる色のビターは、いらないのだよ!」
俺「ライトセーバーでとどめだ! そうれ、ガリッガリッ! そうれ、ガリッガリッ!」
棒付き"たわし"で、ビターたちにガリガリとどめをさす! ガリガリと、とどめをさす!
ビターたち『効果抜糞……俺たちの負けだ……』
ビターたち『しかし最後に教えてやろう……俺たちは必ず爪痕を残すと……そう爪痕を残すと……』
ジャ~! そう言い残して、ビターチョコレートたちは流されていった。
俺「やったああ! とうとう便器にこびりついていたチョコレートを、討伐できたぞう! やったああ!」
俺「どれどれ、しげる色の奴等が消え去ったあとの、美しき白銀の便器を拝むとするか、どれどれ!」
しかし、水が流れ終わったあとの便器を覗きこむと——
俺「……あり?」
——文字通り奴等の爪痕が残されていた。(ガリガリとした"たわし"で掃除してしまったために、便器の表面がガリガリと削られていた)←
俺「やってもうた…」
電話越しに母親『アホかっ!!』
一部始終を母親に告げると、二時間近くの説教を食らった←