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 今日は、いやさ今日も、バイト。


 宅配便のバイトだ。某黒猫のところで宅配物の仕分けをするバイト。


 宅配物のつまった柵を渡され、そこから宅配物を下ろし、ベルトコンベアに乗せる。


 これだけ聞くと簡単な作業と思うかもしれないけど、これがなかなかどうして大変な力仕事なんだ。


 宅配物にも、色々な種類がある。うすっぺらい本類から、パソコン器具まで勢揃いだ。


 中にはゴルフケース(ゴルフクラブ入り)や、スーツケース、米(実はこれが一番重い)もある。


 それらを柵から取り出し、持ち上げ、ベルトコンベアの上に下ろす。この作業を二時間(残業の時は+30分)繰り返す。


 翌日の朝訪れる筋肉痛に乾杯。完全な肉体労働だ。正直しんどい。


 でもまあ、完全な肉体労働だけあってそこに来る輩もそれなりな奴等が多く、


 現に今日同じ列で作業していた二人も、脳味噌筋肉のやる気勢二人組だった。




脳味噌筋肉男A「フッ…フッ…」




 一つの柵を片付けるたび、スクワットをはじめるやつや、




脳味噌筋肉男B「とう! ていっ! はりゃああ!」




 通常の三倍のスピードで柵を空にする赤い彗星ライクなやつもいる。こいつにはシャア(柵)サクと名付けたい。




脳味噌妹男C「♪~♪~」




 そんななかカイさんのごとく口笛を吹きながら、通常のサクの三分の一のスピードで作業をする俺。こいつには軟弱者と名付けたい。


 普段死に物狂いでやってる作業を、二機のシャアサクに囲まれ、五隻の柵を一瞬で片付けられれば誰だってこうなる。


 しかし、




俺「この二人、早い、早いよ——」


タマキング「…じー…」


俺「——っ!?」




 イケメンオーナーこと、タマキング(玉木宏に似てるからタマキング。別名タマキン・グ。てかそれ意識して名付けた)が、


 こちらを見ているとあっては、サボってるわけにはいかない。




俺ッガー・ロリ「悲しいけどこれ、バイトなのよね」




 軟弱者改め、ケツアゴとなった俺はそこからバイト終了までの作業をGファイター並みのスピードでこなす。




 …………。




 そんなこんなで気が付いたら、バイト終了の時間に。Gファイターこと俺はすでにビグザムによって大破されており、もうクタクタのヘロヘロだった。


 なんとか癒やしを得ようとするホワイトベースまでの(駅までの)帰り道。ザンジバル(いつもの駐車場)で、ニャア・アズナブル(いつもの猫)を発見すると、いつものように戯れた。




写真1:ネコろぶネコ




 会うたびに懐いてくれてる気がする。そいつは10分程俺を膝枕にした後、まるで犬のように腹を見せた状態で横になった。



 そこからさらに10分後、お互いに別れを惜しみながら、駐車場を後にし、




写真2:ごほうび




 いまは珍しき、酒の自販機でキリソ一番絞りを買う18歳。








 以上、バイトでガンダムで猫でごほうびな1日。


 家につき鏡の前に立つ。ごほうびによって紅潮した頬から、こいつには赤いほっぺたのシャ兄と名付けよう←