今日は、大学の講習会があった。


 さまざまな大学の講習を受けるため、さまざまな高校から、さまざまな生徒が集まる。


 THE 性の乱れ! 市立の共学生もいれば、


 紅一点、可憐に花蓮に華麗な花園! 私立の女子校生もいらっしゃる!


 そのなかに、我ら狼牢獄生もまざったのだ。死立の男子校生。


 いやあ、行きの電車も帰りの電車も講習会場の東京ビックサイトも、女子でいっぱいだった。いっぱいいっぱいだった。いっぱいおっぱいだった。


 ふだん男だらけの牢獄に通っている身としては、新鮮さを通り越した歓喜! ……そして恐怖を、感じずにはいられなかった。


 歓喜とはもちろん、牢獄の中では決して拝むことのできないオアシス(女子)を間近に感じられたこと…! 少しのあいだだけと共学の気分を味わえたぜいやっほう…!


 そしてそれと共に発せらるる恐怖も……まさしくその、オアシスから来ているのだが。


 わざわざ牢獄に入ってまで避けたその光景が……目の前に爛々と広がっている……そう、爛々と、煌びやかに。


 …………。




 ようし、結論から言ってしまおう。実は、俺——








『セーラー服フェチなんだああああーーっ!!』








 嗚呼、スカート。あなたはなぜスカート。ヒラリ舞い上がれば私の煩悩を揺るがす大胆かつ聡明な(見えそうで見えない)そのお召し物がなぜ学制服と言えようか。


 嗚呼、Yシャツ。あなたはなぜYシャツ。雨降れば汗ばめばスケスケになってしまうそれは私のスケベ心までスケスケにしてしまいます。


 嗚呼、セーター。あなたはなぜセーター。ブカブカなそれも学校指定のピチピチなそれも双子の丘を強調し私の煩悩をブカブカにしてピチピチにしてくれます。


 何故これだけセーラーに対して執着のある俺が、同じ豚箱に詰められても尚、胸の内の狼さんを抑えねばならなかったのか…!!


 嗚呼、恐怖…! 嗚呼、苦悩…! 嗚呼、悶々…!


 煩悩を揺るがした貴様等にはなあ——








『この、びしょびしょ戦士セーラームンムンが!! 月に変わって、おシコきよおおおーーっ!!!』