2ヶ月ぶりに美容院へ行って頭斬ってきた。
普段より高めの美容院だ。明日の卒アル用写真撮影会に備えて、2ヶ月分伸びた頭をばっさり斬らないといけないしな。
……。
うるせえな、いいんだよ。ワイルド&クールな俺も、たまにはそういうミーハーなしきたりにしたがってみたくなる時もあるんだよ。
それにアレ。行ってみて分かったんだが、カット中の取るに足らない雑談は、なかなかどうしてかったるい。
普段の店で1500円カットを担当するブッサイクなおばちゃんは、ただ黙々と頭の切断作業を(カットを)続ける。
取るに足らない雑談なんか持ち出してこないし、こっちとしてもその方が楽だ。
それに比べ、今日行った3000円カットの店のお姉さん? いや、おばさん?
見方によっちゃアバズレクソビッチ?(でも正直好みのタイプ)は、ガンガンに話しかけてくる。
「家どのへん?」「高校は?」「絶壁?あたしもだよww」「ストパーだねww」
こっちは無言なのに、あーでもないこーでもない。
「ここをこうすれば、カッコよくなるよっ! あ、髪型の話ね! 顔じゃないよ☆」「明日学校いくときウチ寄ってからいきなよ! …え? 通学路じゃない? 本気にすんな、バーカ☆」
しかもけっこう毒舌だった。
最初のうちは適当にリアクションとっていたが、そのうちたるくなり、愛想笑いという名の渇いた笑いを浮かべて終始受け流した。
そのうち渇いた笑いもたるくなり、「はい」と「いいえ」ですべてを受け流した。
受け流しつつ頭を後ろにやると、後頭部がふくよかな感触にたどり着く。あれはなかなかどうして心地良かった。
小太りで決して美人とは言えない顔立ち。なんか安心感のある感じ。
黙ってれば割と好みのタイプ。黙ってれば。
次行く時はまたあの人を指名したいけど……しばらくは行かないでおこう。
1500円で黙々と斬り続けてくれるおばちゃんが、懐かしくなってきたからな。
愛してるぜ、ブッサイクおばちゃん←
Ф:さて、本日の一杯。ワンカップ大関×ファンタグレープ
安っぽい? うるせえ、ファンタは何にでも合うんだよ。
大関さんに謝れ? ごめんなさい←
