はなちゃんとの戦いに敗れた俺は、宿屋で体力を回復させながら頭の中で反省会をしていた。
「強い防具が必要だ。 ぬののふく では負けて当然だ。 かわのふく を装備しなければ。」
「前回はテレビの後ろに逃げられてしまった。 逃げ場の無い場所に誘い込めば勝機は上がるはずだ。」
買ってきた かわのふく。 手袋は398ゴールド、腕カバーは1980ゴールド。 カバー高し!
色々強そうな武器も売っていたけど、殺すのが目的ではないので防具のみ。
かわのふく を そうびした! ぼうぎょりょく が 4 あがった!
これで彼女の攻撃に耐えられるだろう。
タオルを被せて視界を真っ暗にすれば、猫はおとなしくなるという情報も得ていた俺は、
万全の準備で戦いを挑み、そして勝利した。
タオルの効果は ばつぐん で、彼女は攻撃もせず かわのふく のぼうぎょりょくを体感することもなかった。
なぜこんなところに閉じ込められているのか分からず、ずっとニャーニャー鳴いていて心苦しかった。
そのまま一晩過ごし、次の日の朝病院へ。
お昼から手術して、その日は病院にお泊り。 怖かっただろうな、寂しかっただろうな。
心配して会社から帰ると、こんな格好してた。
開腹した場所をなめたり糸をひっぱったりしてしまうので、腹帯というやつをさせられているらしい。
ずっと前に作っていたんだけど、完全シカトされてたダンボールハウス。
なぜか退院してきてから入るようになった。 隣にあるアイロン台がお気に入りだったのに。
おなかが痛いから低い体勢がきついのかな?
と思っていたら腹帯を脱いでしまって傷口をなめなめ、糸をひっぱるしぐさを! これはイカン!
すわ病院へ! と思ったけどまたキャリーに入ってくれない。
今度は荒っぽいことできないし、どうしたものかと悩んだけれど、
病院に相談してエリザベスカラーだけをもらいにいった。 嫁に再び腹帯をさせられすごい格好に。 痛々しいなぁ。
鼻のキズはキャリーで夜を過ごした時にケガしたみたい。
一週間はこの格好らしい。 はやく元気になって下さい。







