星を撮る 露出編 | 空猫写真館

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6D・K-5で気まぐれフォト日記。 ときどきオリンパスPEN。 かなり空と猫。






ピント合わせのときに「とりあえず撮ってみる」と書きましたが、


カメラの設定をちゃんとしておかないと真っ暗にしか写りませんので、ピント合わせどころではないですよね。


そこで露出(明るさ)の設定をしていきましょう。






単純に暗いものを撮るときには、カメラ任せだとまずISO感度が上がると思います。


これは数値が大きければ大きいほど、暗いものが明るく写るという数値です。


しかし、上げ過ぎるとノイズがいっぱい出てしまってザラザラな写真になってしまいます。




そこで、




とりあえず自分が我慢できるノイズレベルのISO値というのを分かっておく必要があります。


これはカメラによって違うので、


ISO値を色々変えて撮ってみて、このISO値までならザラザラが我慢できる、という値を把握しておきましょう。






でも、許容できるいっぱいまでISO値を上げたけどまだ暗い!




ってなると思います。


そうすると次に設定を変えるのが、シャッタースピード(S/S)です。


シャッタースピードは長ければ長いほど、明るく写ります。





つまり、ISO値を上げても足りない明るさは、シャッタースピードを長くして稼ぐということですね。





撮影場所の空の暗さにもよりますが、


ISOを3600まで上げてもシャッタースピード180秒ぐらい必要な真っ暗な場所もありますし、


ISO1600で60秒という設定でも真っ白になってしまう夜空もあります。




いずれにしても、カメラを手持ちで撮れるようなシャッタースピードではありませんので、


三脚に固定して撮る必要があります。






もう一つ、「絞り」というのがありますね。




K-5x!! ケーゴエーーックス!!


上の写真の通りです。


レンズについている羽根で、光の通り道の幅を変えるためのものです。





F値といってF1.4やF11などと表記され、


数値が小さいほど絞り羽根が開いていて、光の通り道が大きい状態を意味します。


レンズの名称にもF値が書いてあるので、そのレンズがどれだけ明るいかというのが分かるわけです。






俺の場合、星を撮る時は大体F値は一番小さくして撮っています。


普段の撮影では、ピントの合う範囲が広がる・シャープに写るなどの理由でF値を大きくする(=絞る)のですが、


星を撮る場合はピントの範囲どうこうの距離ではありませんし、シャープうんぬんより大きな理由が存在します。


F値を大きくするとS/Sがどんどん長くなってしまうのです。





あまりS/Sが長くなると、星は動いていますので点に写ってくれません。


星が動いた跡を撮りたいなら別ですが。






このISO感度シャッタースピードF値の三つは密接に関係していて、


ISO感度を二倍にする = 二倍明るくなる


S/Sを二倍にする = 二倍明るくなる


F値を二倍にする = 半分の明るさになる


となります。 F値だけが数値が大きくなればなるほど暗くなることに注意です!




例えば、


ISO-200、 S/S10秒、 F2.8 で撮った写真は


ISO-400、 S/S5秒、 F2.8 と同じ明るさの写真になります。


ISO値が倍になった分、S/Sを半分にして相殺しているわけです。




ISO-400、 S/S10秒、 F5.6 も同じ明るさの写真になります。


同じくISOが倍になった分を、今度はF値を倍にして相殺しています。


この関係を覚えておけば、撮影の幅が広がること間違いなしです。






つまるところ星を撮るなら、


ISO値は許容できる最大値、 S/S30秒、 F値は使用レンズの最小値(最小絞り=開放といいます)


でとりあえず撮ってみて、明るいか暗いか判断して、適宜S/Sを上げ下げして調節していくという形ですね。





だんだん星が写る明るさになってきたら、ピントも合わせていきましょう。


最初はかなり試し撮りが必要になりますけど、空の明るさは毎回変化しますので仕方ありません。






さっきも書きましたが星撮りに三脚は必須です。


数十秒というS/Sなので、手持ちでは絶対に無理です。





まだ一眼レフを始めたばかりの頃に三脚を忘れたことがあって、その時は


セルフタイマーを作動させてからベンチの上にカメラを上に向けて置く、というおバカな撮り方をして


なんとか流星群を撮ったこともありましたが。









上記のやり方で撮り始めても、


ザラザラになるからこれ以上ISO値は上げられない! でもS/Sを上げすぎると星が動いて点に写ってくれない!


という壁にあたります。




この壁は厄介です。 超えるには、


もっと空の暗い光害の少ない場所に行くか、星を自動で追尾してくれる高価な赤道儀を購入するか


というディープな道に分け入るほかないのです。




幸いペンタックスには簡易赤道儀になりうるアイテム が存在します。


赤道儀は高価なものだし、これはお茶を濁すには十分な性能があります。





今は空気が澄んでいて星が綺麗な季節です。


しかし雲が出ていると星は撮れませんし、何より寒い!


というわけで最近出動はナシな状態です。







まとまりの無い文章でほんとごめんなさい。 少しでも星を撮ってみたいという人の助けになれば幸いです。