こんにちは

まだJALの書類の結果が来ていません。
なんだかソワソワします。
いつも厳しいことを書いていますので、今日はJALの仕事の仕方について綴りたいと思います。
私がCA駆け出しの頃、現在の客室本部長安部さんの元で2年近く猛特訓を受けました。
現在、安部氏は7000人近い内外含めた客室乗務員のトップです。
新人の頃、フライト前のブリーフィング後に
「太田ちゃんちょっと。」
毎回安部さんに呼ばれます。
プチ打ち合わせの様なものなのです。
安部さんは当時私のチーフ。
彼女の下で歯車として働いていました。
私が丁度国際線に行く前くらいだったと思います。
「MPXってどこ?」←知識があるか何気にチェック。
「SPKまで乗り継ぎの一番短い方へは誰がどのタイミングでどうアプローチする?」
「今日は農協のおじいちゃんおばあちゃんのツアーが入ってるけど、サービスはどうする?」
「4名の車椅子の方へのお声がけは誰と誰にやってもらう?」
「サービスが早く終わったら?」
「PAのタイミングは?」
質問攻めです💦
安部さんは準備を大切にする方です。
それは世界中にあるベースの客室乗務員が心得ているものです。
サービスプランでも、A案、B案、C案くらいまで準備をしていないといけません。
彼女は決して怒ったりはしませんが、存在感がスゴイ…。
機内でCAが発揮しているものは、準備の約1割程度。
9割は頭の中で温存しています。
こと、国際線ともなると、フライト前の晩なんて調べ物で時間がかかってしまうくらいです。
情報量が国内線の10倍ほど。
CA試験でも同様。
この時期に既卒採用が出るって殆どの方が予想していたはず。
だのに、TOEICのスコアを伸ばさなかったり、歯列矯正をしなかったり、ダイエットしなかったり、職についていなかったり…これまで何かしろ準備ができたと思います。
時間はあった。
一緒にフライトする場合にも準備をしっかりしている方は信頼できますし、仕事もスムーズに依頼できます。
逆を返せば、準備を怠らない若い方々と仕事がしたいとJALのお姉さまがたは思っています。
ありとあらゆる場合を想定し、予めの準備をしっかりするのがJALの客室乗務員です。
書類の発表がない今、気持ちの緩みがある方は、今一度緊張感を持って能力の向上に努めて下さいね

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